高知市 短歌十首 「今度は文学部文化財学科」。
三カ月、専門ゼミで書きぬいた 小論文が二十四もある
パソコンの小論文を携えて 編入試験の旅に出る夜
二日間、ビジネスホテルにたてこもり 漢字、年号、何度も書いてる
試験前、想定問題暗記する 早朝構内、演説口調
小論文、設問一つ、得意枠 学んできたこと一気に書いてる
性格でいいとこなどを聞かれてる 「知るに執よう」アピールしてる
念送り開いた封筒のぞきこむ 「編入合格」入っていたよ
「六十三。編入するの。ありえない」 中年娘の合格祝い
「編入に合格したよ」のメール見て アメリカからは「むりせずがんばれ」
編入の「保護者」の欄を何としよう 妻が「私」とサインをしたよ
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