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2005.07.28

四国、よいとこ 8 「逝いて還らぬ教え児よ…」

20050728_022

 二〇〇五年七月二十八日午後。

 新しい職場の近くに高知市の城西公園があります。
 近くを通っていたら「戦死せる教え児よ」の碑がありました。
 高知の中学教員だった竹本源治が一九五二年に高知県教職員組合の機関誌に発表した「戦死せる教え児よ」の詩が刻まれています。

 逝いて還らぬ教え児よ
 私の手は血まみれだ
 君を縊(くび)ったその綱の
 端を私も持っていた
 しかも人の子の師の名において
 嗚呼!
 「お互いだまされていた」の言訳が
 なんでできよう
 慙愧(ざんき) 悔恨 懺悔(ざんげ)を重ねても
 それが何の償いになろう
 逝った君はもう還らない
 今ぞ私は汚濁の手をすすぎ
 涙をはらって
 君の墓標に誓う
 「繰り返さぬぞ絶対に!」

 碑の文章を読んでいたら背筋がぞくっとしました。
 「繰り返さぬぞ絶対に!」
 こんな詩を書く人がいて、この詩をこういう形で残そうとする人たちがいる……。高知って素敵です。

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