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2005.12.10

四国、よいとこ 178  軍国歌謡「梅と兵隊」の評価

 高知新聞の二〇〇五年十二月一日付夕刊に「情愛漂う『海と兵隊』」という見出しが躍っていました。
 軍国歌謡「梅と兵隊」のことです。

 作詞・南條歌美(うたみ)、作曲・倉若 晴生、歌・田端義夫。
 一九四一年一月にポリドールが出しました。

 歌詞を読んでみました。

 一、春まだ浅き戦線の
   古城にかおる梅の花
   せめて一輪母上に
   便りに秘めて送ろじゃないか

 二、覚悟を決めた吾が身でも
   梅が香むせぶ春の夜は
   戦(いくさ)忘れてひとときを
   語れば戦友(とも)よ愉快じゃないか

 三、明日出てゆく前線で
   何(いず)れが華と散ろうとて
   武士の誉じゃ白梅を
   戦闘帽(ぼうし)にさして行こうじゃないか

 手練手管はありますが、結局、中国侵略戦争に駆り出された兵隊を「明日出てゆく前線で 何(いず)れが華と散ろうとて 武士の誉じゃ…」と、なだめ込み、戦死に追い込む歌だったのではないでしようか。
 軍国歌謡、軍歌にも、その侵略戦争への動員という目的を貫きながらも、一律でなく、いろんな迫り方がありました。
 こういうものに、何かよい点を見つけ出そうとする傾向はいかがなものか。

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