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2006.05.04

四国、よいとこ 515 侵略戦争の時代にも屈服しなかった文学者たち。

 二〇〇六年五月四日。

 文学者は、自分の人生も、自分の文学に忠実でなければならないのではないかと思います。

 昭和天皇の侵略戦争の時代、その寸前まで恐ろしくまっとうなことを書いていた「進歩的な」文学者たちが、天皇の侵略政策の前に屈服していきました。

 貫きとおせた文学者は、ほんの一握り。

 小説家の小林多喜二さん。
 特別高等警察に殺されました。
 詩人の槇村浩(まきむら・ひろし)さん。
 実質的に殺されました。
 小説家の宮本百合子さん。
 何度もの検挙に耐え、頑強に生きぬきました。

 貫きとおせた文学者。
 ほかにもいるでしょうが、残念ながら、いま、ほかの人の名前が思い当たりません。

 いま、こうした人々の業績に光を当て、「なぜ、がんばりぬけたのか。どこが他の人たちと違っていたのか」についても研究してみる必要があるのではないでしょうか。

 今夜は槇村さんの詩「野兎の歌」を読んでいます。

 「(ふん、芸実家ってものは、獄中ですらきれぎれながら守りたてている組織を、あまり勝手に外で解散しすぎるじゃないか。……」)
 声を出して読んでいると、とめどなく涙があふれてきて、なかなか最後までいきつきません…。

 あなたも、ぜひ、この詩を読んでほしい。
 まっすぐな芸術をまげなかった「野兎」の魂を。

 僕が大学一年生の時につけたペンネームは「石川浩」。
 石川啄木と槇村浩からいただきました。
 その名にふさわしく生ききりたい。
 そう思う日々です。

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