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2006.07.18

四国、よいとこ 687 小説『僕が彼女を好きになったわけ』 一 地上に舞い降りた天使。

 ちょっと前の日本の地方都市の国立大学での話です。

 主人公の石川浩は、二年生で文理学部学生自治会の執行委員でした。
 この学生自治会は文理学部の学生、教育学部の一、二年生、農学部の一、二年生が構成メンバーでした。
 四月、新入生歓迎集会が大学の大教室で開かれました。
 実行委員長をつとめていた浩も歓迎の演説をしました。
 「わたしたちデンガクレンは…」
 わーっと笑いが広がりました。
 浩は、「で」と「ぜ」の区別ができません。
 「全学連」、つまり全日本学生自治会総連合といおうとしたのですが…。

 集会が終わって新入生の女性が浩たちの所にやってきました。
 髪の毛が腰の所まである、きゃしゃな感じので美しい人でした。
 県下の県立商業高校を出て入学したこと、教育学部中学校課程であること、高校時代から日本民主青年同盟に入って活動してきたこと、みんなと一緒に活動したいということを話す彼女。
 名前は、野中百合。
 浩と同じ、大学のある市の隣町に住んでいることもわかりました。
 彼女は、僕らの大学にやってきた天使でした。

 浩は、たちまち彼女のとりこになってしまいました。
 「でも、こんな素晴らしい女性、僕では無理だろうな」
 一応、「身のほど」は、知っていました。
 というのは……。

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