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2006.07.24

四国、よいとこ 671 小説『僕が彼女を好きになったわけ』 六 「学生自治会は、みんなのもの。みんなの利益を守るもの」。

 石川浩は、野中百合の「送り」をしていただけではありません。
 六月の文理学部自治会正副委員長選挙のために走り回っていました。

 浩は、委員長候補。同学年の川崎義男が副委員長候補。
 浩は、演説は下手ですが、ビラの原稿書き、版下づくり、印刷は、そこそこです。実務家です。
 義男は、市内の私立高校の出身。真面目を絵にかいたような人間です。とつとつと語る演説には魅力があります。
 対立候補はありませんでした。
 でも、浩たちは、授業前の各教室での訴え、ビラでの訴え、下宿まわりと懸命です。
 彼らが一年生の時の六月まで文理学部自治会執行部のメンバーを占めていた「過激な面々」の悪印象が、まだ学生の中に残っていました。
 彼らの性的放縦も、多くの学生の反発を受けていました。

 昨年六月から自治会執行部を担った浩たちのスローガンは「学生自治会は、みんなのもの。みんなの利益を守るもの」でした。
 悪印象を払拭し、本来の学生自治会像を定着させる。それが浩や義男の「任務」でした。
 (つづく)

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