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2006.09.26

四国、よいとこ 834 高知県津野町 高レベル放射性廃棄物最終処理場誘致の「説明会」で見た人としての生き方。

 二〇〇六年九月二十六日。

 高知県津野町の町議たちの高レベル放射性廃棄物最終処理場誘致の運動の背景に、政府と電力会社の金と人を投入した「工作」があったんですねー。
 二十四日夜、二十五日夜と同町の、この問題での「説明会」を聞いて、つくづく、そう思いました。
 権力が、津野町の町民などに牙をむき出しにして襲いかかっているのです。

 怖かったのは原子力発電環境整備機構理事の横井川寛さん。
 誘致を批判した青年をどう喝しました。
 質問した町民に、もっと勉強してくださいというようなことをいいました。
 町民から批判の出た「政策買収」みたいな同機構がほとんどの費用を出した「津野町から青森県六ヶ所村への七千円の二泊三日の旅行」を、今後も、どんどんやると宣言しました。

 もっと怖かったのは、東京大学大学院工学系研究科教授の長崎晋也さん。
 東京大学の権威、学問の権威を武器に、この施設は安全といい切ります。大地震がきてもOKだそうです。
 高知市の土佐高校を出たそうですが…。
 たとえば、徳川幕府が、その身の安全のために関所など何重もの「バリア」をはったことを例に出して、この施設の「安全」を語りました。
 なんて、あほらしい。
 その徳川幕府が何万年続いたというのでしょうか。
 すぐに「明治維新」で「バリア」を破られ、倒されてしまいます。
 何万年も放射線を出し続ける高レベル放射性廃棄物を地中に埋めておくことが安全か問われているのです。
 奇弁に奇弁を重ねていく彼の話に、彼の「学問」「科学」の崩壊を見る思いでした。

 彼の研究室のホームページを見たら、彼は、かつて原子力発電を進める四国電力の社員だったそうです。
 そうでしょうね。
 
 調査にもとづいて主催者側の「安全神話」を追及した参加者の若い女性の医師。
 敏感な生活者としいの感覚で主催者側を批判した参加者たち。
 この人たちの感覚、発言、行動にこそ、日本の未来はある。
 しみじみと、そう思いました。

 人間は、やっぱり正直に、経済的などで恵まれないときがあろうとも、胸を張って、明るい未来をめざして、堂々と人間として生きていきたい。

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