四国、よいとこ 801 高知県津野町 原子力発電所ゴミ最終処分場誘致の本音 「要は安全危険とかいうことうんぬんよりもですね、財源確保のためにはこれは絶対にやるべきだ…」。
二〇〇六年九月十一日。
十二日午後、高知県津野町議会の町行財政改革特別委員会(大地勝義委員長。委員は議員全員十四人)で、同町に原子力発電所ゴミ最終処分場(高レベル放射性廃棄物最終処分場)の「文献調査」に応募することを求める陳情書、応募に反対する二件の陳情書の審議がおこなわれます。
この処分場は、原子力発電所を持つ各電力会社が資金を拠出している原子力発電環境整備機構(東京都港区)が公募しているものです。
町議たちは「要は安全危険とかいうことうんぬんよりもですね、財源確保のためにはこれ(同処分場の誘致)は絶対にやるべきだ…」(三月町議会での於茂田義一議員の質問)と昨年から誘致運動を展開してきました。
この発言、じっくり読むと背筋がぞーっとします。
いくら政権与党派の議員といっても……。
同町の議員たちは、町民たちを青森県六ヶ所村の核関連施設への「見学会」に連れていき、同処分場の「安全性」をキャンペーンしてきました。
この「見学会」は同機構が旅費、宿泊費などを負担。自己負担は食費程度です。
しかし、多くの町民は、誘致をの陳情書提出で、この問題を始めて知りました。
六日からは三人の農業従事者が、四万十川源流の町に原子力発電所ゴミ最終処分場を誘致しないでという「要請書」の署名運動を始めています。
また、誘致に疑問を持つ町民たちは、この問題についてきちんと知ろうと十六日夜七時、町内の里楽ホールで「高レベル放射性廃棄物って何? 本当に安全?」をテーマに講演会を開く予定です。
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