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2006.11.16

四国、よいとこ 978 高知市 国民学校の教師たちは「行け。少年兵」「めざせ。満州へ」と父母と子どもを説得してまわったといいます。

 二〇〇六年十一月十六日。

 この日の「しんぶん赤旗」中国・四国のページで、高知市の森本憲二郎さん(82)が、教育基本法改悪案についてつぎのようにのべています。
 「改悪案の発想は、国家による国家のための教育です。法律で『愛国心』などの教育目標を押し付け、権力の教育への不当な介入、支配を許していくものです。それは、戦前の教育の過ちを繰り返すことになります」

 一九四一年四月、高知県土佐郡土佐町の石原国民学校の教師になった森本さんは、当時の教育について語っています。

 ……教育は、国家の統制や命令の下にありました。県の視学が学校を巡り授業が国の定めた目的どおりおこなわれているかチェックしました。
 各教科の内容は国家主義、軍国主義で貫かれ、その根幹には教育勅語がありました。私たちは、いざという時には戦争にいって天皇のために死を恐れず突進する勇気を持ちなさいと教えました。
 日本軍の占領地が増えるたびに教室の前の大きな世界地図に「日の丸」の小旗をはり、戦意高揚につとめました。
 学校に「少年兵何人」「満州開拓に何人」と募集人員を割り当て、目標達成をうながしてきました。私たち教師は、この国策にこたえて校区の家庭を訪ね、父母と子どもに「行け。少年兵」「めざせ。満州へ」と説得してまわりました。そして、教え子六人を少年兵に、三人を満州開拓戦士として送りました。
 体力がなくて乙種第二合格だった私も四四年春、高射砲部隊に召集されました。
 終戦後の四五年十一月、元の学校に復職しました。そこで、私たちが戦地に送った少年兵が二人、満州開拓戦士のうち一人が帰らぬ人となっていたのを知りました。
 ……

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