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2007.02.13

四国、よいとこ 1983 高知県東町 「大自然を破壊し、私たちや周辺の人類の生存を危うくするこの核廃棄物の冒険的事業を永久に拒絶します」の宣言。

 二〇〇七年二月十三日。

 十三日午後、高知県東洋町役場前広場で「高レベル放射性廃棄物の東洋町への持ち込みに反対する町民決起集会」が開かれました。
 同町の田嶋裕起町長が一月二十五日、同施設への「応募書」を原子力発電環境整備機構に提出したことに抗議するためのものです。  
 集会には約三百人が参加しました。

 以下、その集会の「決議文」です。

 高知県民の皆さん、徳島県民の皆さん、そして、全国の皆さん、
 高知県東洋町の町民を代表して宣言します。
 私たちは、高レベル放射性廃棄物の東洋町持ち込みに反対します。
  また、そのためのいかなる調査も拒絶いたします。
 私たちは、高レベルであれ、低レベルであれ核廃棄物の最終処分場の実験台になることを拒否します。1月25日の東洋町長の「応募書」を私たちは認めません。
  町民の過半数の同意のない「特定放射性廃棄物に関する法律」の適用は憲法違反です。
 全国の皆さん、核廃棄物の地下処分の技術はまだまだ研究開発の段階です。
 2006年度の原環機構の事業計画書でも、「放射線防護等に関する諸外国あるいは他廃棄物等における先行例の調査研究や最新の情報の収集・評価を継続していく。」といっているように、地下処分の技術は確立されていず、安全性については誰も保証するものはいません。
 地下処分といわず、どんな処分でも核廃棄物は現在の人類の技術と能力ではこれを安全に隔離する方法は確立されていないのです。
 とりわけ、巨大地震の頻発するこの地方での地下処分はいかなる技術をもってしても、その安全性を主張できなるものではありません。
 これは、実験で実証された科学の適用ではなく、のるかそるかの冒険であります。
 今回の東洋町への核持ち込みの動きは、この冒険の場として過疎の貧しい村をねらった一種の棄民政策というしかありません。
  巨額の交付金をえさに「金でほっぺたをたたく」ような手法で東洋町の田嶋町長を説得できても、私たち町民の心を買うことは出来ません。
 私たちは貧しくとも自然を生かした地道な生活を楽しみ、これを子孫に伝えていきます。
 私たちは、大自然を破壊し、私たちや周辺の人類の生存を危うくするこの核廃棄物の冒険的事業を永久に拒絶します。
 このことを、全世界に向かって宣言し、ここに決議します。

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