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2007.03.06

四国、よいとこ 2031 研究 感動を伝える文章 その一 自分の心の前向きの変化を率直に語っている一文。

 二〇〇七年三月六日。

 感動を伝える文章を書きたいと思っています。
 どうすればいいか。研究してみたいと思います。
 まずは、僕が感動した文章を集め、それを分析することからはじめたいと思います。

 最初に「“平和に生きる”- Peace alive -」という記事から。
 高知市の「平和資料館・草の家」の「平和資料館・草の家だより」二〇〇六年六月十五日発行、九十一号に載った、同市の中内愛(まな)さんの文章です。

 去年の今頃のわたしには、今の自分は想像できなかっただろうと思う。
 ここ半年で、世界の見え方が以前とは明らかに違う。色を変えたというよりも、鮮やかに色づいてきた。考え方も行動も、前よりずっと外向きになったと思う。
 以前のわたしは、活動熱心で勉強家の母親とは反対に、立派な世界の傍観者だった。「分かっているってば」と、深く関わることを避け、ブラウン管の前で知った顔をしていた。悲しいことに今日の日本では、知らないでも、考えないでも生きていくことはできるし、多くの人は「自分が知らない」ということを知らない。
 草の家に出入りしていると、自然と社会に溢れる多くの問題や、戦争のこと、平和のことに触れることができた。そして、そういう問題について話し合える仲間との出会いが、自分の中の変化と一番大きく結びついていると思う。
 戦争の歴史を生身で生きてきた人の話に耳を傾けるとき、目を背けられない事実を知ったとき、感じたことを言葉にして相手に伝えるとき、お酒を片手に他愛ない話をするとき。
 知らないふりをして、客観的に生きていくことが、あまりに不自然なことに思えてきて、「自分にも何かできるだろうか」と思えるようになった。それは、知りたいと望むことや、そこに集う人達に会いたいと思うことと等しい。
 4月30日に開催したPeace alive は、まさに去年の自分には想像できなかったこと。それから、「自分にも何かできるだろうか」の答え探しでもあった。結局は、自分ができることをやるしかなかったけど。
 当日、それからそれまでの道のりは、わたしの中に「しんどいけれど楽しい」という不思議な感覚を残している。
 答えは、これから先の自分の人生の中で見つけられる、ような気がしている…。
 世界の見え方が変わってきてから半年、今自分が生きているこの同じ地上で起きたこと、起きていること、起きるかもしれないことに真剣に向き合いたい気持ちと、「知りたい、考えていきたい」そういう気持ちで、自分の欠けていた隙間が一つ埋まった気がする。

 この文章の魅力は、やはり、自分の心の前向きの変化を率直に語っていることだと思います。
 率直に語る。感動を伝える文書は、そこから生まれるのではないでしょうか。

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