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2007.03.24

四国、よいとこ 2077 香川県観音寺市 「戦争・軍国美談 一太郎やーい」の意味は…。

 二〇〇七年三月二十三日。

 二十五日午後二時から四時まで香川県観音寺市池之尻町の心光院(しんこういん)本堂で、ぜにがた憲法塾第四回「戦争・軍国美談 一太郎やーい」が開かれます。
 講師は、香川県歴史教育者協議会会長の石井雍大さん。
 主催は、九条の会三豊・観音寺。
 観音寺出身で戦前戦中の軍国美談の主人公「一太郎」の話を通じて戦争の持つ意味や平和の大事さを考えます。

 【参考】

 『尋常小學國語讀本 巻七』(一九二八年)から。

 第十三 一太郎やあい

 日露戦争当時のことである。軍人をのせた御用船が今しも港を出ようとした其の時,
 「ごめんなさい。ごめんなさい。」
 といひいひ,見送人をおし分けて,前へ出るおばあさんがある。年は六十四五でもあらうか,腰に小さなふろしくづつみをむすびつけてゐる。御用船を見つけると,
 「一太郎やあい。其の船に乗つてゐるなら,鉄砲を上げろ。」
 とさけんだ。すると甲板の上で鉄砲を上げた者がある。おばあさんは又さけんだ。
 「うちのことはしんぱいするな。天使様によくご奉公するだよ。わかつたらもう一度鉄砲を上げろ。」
 すると,又鉄砲を上げたのがかすかに見えた。あばあさんは「やれやれ。」といって,其所へすわつた。聞けば今朝から五里の山道を,わらぢがけで急いで来たのださうだ。郡長をはじめ,見送の人々はみんな泣いたといふことである。

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コメント

日清戦争ではなかったですか?日露戦争だったかなぁ?

投稿: 池田 | 2010.04.20 12:54

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