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2007.04.14

四国、よいとこ 2131 高知県 事実を伝えるって、どんなこと。同じ事象を書いた二つの新聞の記事を比べてみると…。

 二〇〇七年四月十四日。

 うわーっ、一つの事象を記事にするにもメディア、記者によって、こんなにも違うものなんですね。
 十四日付の「高知新聞」と「しんぶん赤旗」の記事を比べてみました。


 ● 「高知新聞」


 「地層処分問題なし」 経産省など講演会 東洋町

 安芸郡東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分施設問題で、経済産業省などが主催するエネルギー講演会が十二日夜、同町生見の町地域福祉センターで開かれた。
 同町では核廃施設問題の是非をめぐる出直し町長選の前哨戦が繰り広げられているだけに、町民の関心は高く約百五十人が訪れた。
 まず元富士常葉大学長で、原子力委員会高レベル放射性廃棄物対策専門委員などを務めた徳山明氏が、「地質で考える地層処分」と題して基調講演。
 地層処分に対する火山や活断層などの影響について「火山から十五キロ離れれば影響を避けられる。活断層が地層処分場の直下にあると(地震で)放射能が漏れる可能性があるが、四国には中央構造線以外にない」と説明した。南海地震についても「地下ほど揺れが小さくなるので問題ない」などとし、地層処分の安全性を強調した。
 また、明治大学理工学部の北野大教授も講演。「原子力発電を風力発電に切り替えろ、という意見があるが、中型の原発の発電量は風車4000基分に当たり、切り替えには膨大な金がかかる。(処分施設の)危険性を理解した上で住民が(誘致の)判断するのが望ましい」と述べた。
 参加した男性は「原子力を使っている以上、核廃施設は必要。東洋町は活断層から離れており安全だ」と話していた。


 ● 「しんぶん赤旗」


 高知・東洋町 町長選に国が「介入」 核ゴミ処分施設PR 誘致後押し

 高知県東洋町に経済産業省資源エネルギー庁の「地層処分模型展示車」が乗り込んでいます(十日から十三日まで)。同庁が建設しようとしている高レベル放射性廃棄物最終処分施設の「安全性」をPRするための超大型車両です。同施設誘致の是非があらそわれる同町の町長選挙の告示(十七日)を前にしての、同施設の「安全」キャーンペーンに住民から「国が力で選挙に押し寄せてきている」と、ひんしゅくを買っています。(藤原義一)

 同町長選挙は、同施設誘致に応募した田嶋裕起町長が住民、議会の多数の批判の中、辞任したことから実施されるもので、なおも誘致を推進しようとする同氏と、当選したら応募を取り下げると主張する沢山保太郎候補が立候補する予定です。
 同町で、同庁と同施設建設を担当する原子力発電環境整備機構は十二日夜、同施設PRの講演会(「エネルギー講演会」)を開催しました。

   小冊子やビデオ

 会場受付には同施設をPRする小冊子やビデオが山積みで、「ご自由にお持ち帰り下さい。」の表示。講演した徳山明・元富士常葉大学長の話は「(同施設は)地震があっても大丈夫。絶対大丈夫」「この地域は適地の一つだと私も思います」など一方的なものでした。
 講演会に先立って同庁、同機構は講演会の案内、同施設を東洋町に誘致しても安全というPRビラ三枚をセットにして各戸に配布。「地層処分模型展示車」を同町各地に配置し町民を呼び込みました。

   しゅくしゅくと

 講演会で主催者あいさつをした吉野恭司・同庁放射性廃棄物等対策室長は、講演会終了後、記者に、同町で誘致を批判する講演をした専門家の論を批判するためにこの講演会を開いたことをあかしました。「選挙干渉では」と問われて「必要な広報活動をしゅくしゅくとやらせていただいている」。
 こうした動きに同町の滝下明美さん(59)は「国が町長選挙に介入するのはおかしい。誘致は許せません。そんな危険なものがきたら、この町に住めなくなります」と、いいます。
 池本美加恵さん(43)も前町長が交付金目当てに誘致に乗り出したことに反発、「貧乏でもいいんですよ。暮らしていけたらいいし。高レベル放射性廃棄物を埋められて帰ってくる所がなくなったらお墓参りにもこれなくなりますよね」と語っています。

 誘致反対運動 住民とともに

 笹岡優・日本共産党衆院比例四国ブロック候補の話

 この間、泊り込んで東洋町の誘致反対の町民のみなさんと対話を深めています。
 前町長は応募したこと即誘致ではないといっていますが政府側は、もう東洋町が候補地だといわんばかりのキャンペーンをしています。
 国の押しつけをはねかえし、原発政策の転換を求めることができるかどうかの運動になっています。私も、「応募」返上のためにがんばります。


 エネ庁が 「安全だよ」と ラッパ吹き
 核ゴミいやの
 世論固まる

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