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2007.06.15

ある男の十九歳の恋のこと。

200706015_019_1


 二〇〇七年六月十五日。

   ある男の十九歳の恋のこと

 突然に
 長い髪の娘(こ) 現れて
 「私も仲間よ。よろしく」という

 強烈な 夏のシャワーも 何のその
 君と腕組み
 うたごえの宴

 長マフラー 君と僕とを 包み込み
 送っていったね
 君の家まで

 好きなのに 兄貴のふりして ごまかして
 いい寄る男
 なぎ倒した日々

 年下の 女性(ひと)のバイトの 金借りて
 生きのびていた
 学生のころ

 いとおしい 思いに負けて
 とっけつに
 君のひたいに キスをした夜

 「結婚は?」「二十五くらいね」
 六年後!
 拒否と受け取り 身を引いた午後

 「もしかして。好きだったのかい。僕のこと」
 聞いてみたいが
 怖くて聞けない

 たしなめて 昔のように さとす女性(ひと)
 りりしい顔の
 十九の口調

 雨の中 りんと咲いてる 花がいる
 元気かい、君
 僕は、しょぼくれ

 短歌にはフィクションもありとのことです。

 写真は、本日、オートバイで走っていていて出合った花です。


  【お誘い】

  日常のドキュメント・「田辺島発」にも、どうぞ。
  http://fujihara.cocolog-nifty.com/tabesima/

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