【愛知県で その五】 九十二体の軍人像。「童顔の 兵の像あり ああ、君は 死ぬ時なんと 叫んだろうか」。
二〇〇八年八月十一日。
その四。
愛知県南知多町の中之院(たぬき寺。石田公美住職)の境内の奥に九十二体の軍人像が並んでいます。
一九三七年八月、中国での上海上陸作戦で戦死した名古屋の歩兵第六連隊の将兵の像です。
同年七月七日の盧溝橋(ろこうきょう)事件で日中戦争開戦。急きょ派兵された歩兵第六連隊は中国軍の抵抗に遭い苦戦。戦死者一千人、負傷者二千人、死傷率80%に達しました。
これらの軍人像は、遺族が戦死者への一時金をつかって、生前の写真をもとにつくらせたものです。
高さ一㍍前後、軍装も表情も一体一体異なります。
もとは名古屋市千種区月ケ丘にまつられていました。しかし、一九九四年に土地の所有者から立ち退きを迫られ、縁があって同院に移転したのです。
境内の 九十二体の 戦死者像
侵略の日の
むごさを語る
勲章を 光らせている 兵もいる
その死で得たか
軍人の像
童顔の 兵の像あり
ああ、君は
死ぬ時なんと 叫んだろうか
| 固定リンク
« 【愛知県で その四】 『ごん狐』の新美南吉(にいみ・なんきち)に『ひろった らっぱ』という平和を願う作品があるそうです。 | トップページ | 高知市 最近の短歌。「高知短大はテストの季節」。 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 高知市 「二十歳で中断したことの続き」、または「県立高知短期大学への感謝状」。 【書き直しました】(2009.07.08)
- 高知市 うわーっ、大雨。本日、三度目の着替えです。 (2009.07.07)
- 高知市 七月八日朝の高知新聞の読者のページに僕の短文が載りました。(2009.07.08)
- 高知市 僕の保護者は? 編入学金、前期の授業料など七十九万円八千六百七十五円を納めてくれた人。(2009.07.06)
- 高知市 「念送り 開いた封筒 のぞきこむ 『編入合格』 入っていたよ」。(2009.07.03)






コメント