私の県当局への対案は「高知短期大学の存続、発展です」。
高知短期大学一年生の藤原義一です。
県当局は、四、五年後には、私たちの大学の定数をゼロにする、つまり、つぶすといいいます。
高知短期大学の「機能」は残すともいっています。しかし、それは実際のところ、試験も単位も卒業資格もない生涯教育センターのようなものだというのです。あきれました。
一九六〇年代の後半、七〇代前半のゲバ棒を振りまわした過激派学生は「大学解体」と叫びましたが、それと同じような破壊的で暴力的な案です。
私たち、現実に、ここで学んでいる学生の思いは一切聞いていない、机上のプランです。
尾崎知事になってからの、この問題にかんする文書には、「なぜ、高知短期大学をつぶすのか」の理由さえ示していません。
【自分らしい生き方を求めて学んでいる学生たち】
高知短期大学は、素晴らしい大学です。
いまの学生募集のポスターには、こんなメッセージが書かれています。
「高知短期大学は県立、男女共学、夜間開講の2年制短大です。年齢も経験も様々な学生が集い、それぞれ自分らしい生き方を求めて学んでいます。卒業後、4年制大学に再編入する人も増え、編入や就職への支援を強めています」
本当に、このとおりの社会科学を学ぶ大学です。
「高知短期大学存続を求める学生の会」は、八月三日、ホームページを立ち上げました。
そこに学生たちの「高知短大って素晴らしい、存続を」という投書がたくさん掲載されています。
「それぞれ自分らしい生き方を求めて学んでい」る学生の姿、それを指導してくださっている素晴らしい先生がたの姿が表現されています。
私自身、それを読んで心を揺さぶられています。
一昨日は、私よりかなり年下の同学年の女子学生の意見を聞かせていただきました。
こんな内容でした。
「私は、高知短期大学に入って本当に良かったと思っています。
毎日毎日、学校に行くのが楽しい。皆に会えるのが楽しい。
どの先生も一生懸命。学生は私語もなく皆一生懸命に聞いています。
本当に勉強がしたくって入っているんですから違いますね。
以前は勤労学生が多かったと聞きますが、最近は、四年制大学編入の道も開かれていて、それを目標に通っている若者も多く、皆真面目に勉強していて、大変好感が持てます。
年代を超えた学校というのは互いに得るものがあると思います。
こんなに皆勉強したくて集っている学校が他にありますか?
今までのブランクを一気に取り返そうとしているところなんです。
私は、幼稚園から小・中・高・短・大・大学院と全てそろった学校に高校まで行きました。でも、何か満足できなくって上へ進学しませんでした
。
クラスで私一人進路が決まりませんでした。ず~~っと、この間まで自分の進むべき道が見つかりませんでした。
今、介護施設でパートで働いています。ボランティアからのスタートでしたが……。
今年四月、高知短期大学に入りました。
今まで止まっていた時計の針が動きだしたって感じ。今、十八歳の私のスタート。
本当に世の中の仕組みや格差問題・福祉に関してもかなり勉強になりました。
将来的には『福祉関係の資格が取れるといいなあ』と、思い始めています。
高知短期大学は、私を100%、いや、それ以上に満足させています」
このように熱烈に慕われている高知短期大学を「解体」させていいものでしょうか。
【私たちは、すでに対案を示して運動しています】
私たちは、この問題についての対案、プランを提示して運動に入っています。それは、九月一日から始めている高知短期大学学友会、高知短期大学存続を求める会、高知短期大学存続を求める学生の会の連名の知事あての署名です。
「高知短期大学存続についての要望書」です。
「今後の県立大学の改革・再編成において、高知短期大学の役割を明確にし、短大が担ってきた教育・研究の内容を発展させることを希望し、短大に関係する大学改革において、以下の点を実現することを要望いたします」
ポイントは四点です。
(1) 夜間開講を実現すること。
(2) 短期大学卒業資格を確保すること。
(3) 法律やマネジメントに特化することなく、社会科学を基礎に、できる限り広い分野の教育を行う場を確保すること。
(4) 教育・研究を通じて、地域社会に貢献し、地域を担う人材を養成する教育の場を確保すること。
私たち学生の気持ちにぴったりのプランです。
【「高知短大解体」の方針と真正面から対じします】
高知県当局は、こうした高知短期大学の役割を、ちっとも理解していません。
そのような県当局にたいしては、正面から「こんなに素敵。高知短期大学」ということを示し、理解していただくしかありません。
その試みの一つが、「高知短期大学存続を求める学生の会」のホームページです。
「短大存続」で検索していたただければ、そこに、私たちのページがあります。
学生たちが、みなさんに微笑みかけているイラストのあるホームページです。
私たちの願いを実現してください。よろしく、お願いします。
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