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2009.01.23

高知市 オバマ大統領就任演説を読んで考えたこと。

 アメリカのオバマ大統領の就任演説を読みました。

 

  「私は、ブッシュ大統領の我が国への奉仕‥‥に感謝する。」 ← ブッシュ大統領はアメリカに奉仕したのでしょうか。まさに、その政治を「チェンジ」するとしたのでは‥‥。

  「我々の国家は、暴力と憎悪の広範なネットワークを相手に戦争を行っている。‥‥」 ← アメリカがやってきたのは、そのようなものではなく侵略です。

  「我々の経済は、ひどく弱体化している。一部の者の強欲と無責任の結果であるだけでなく、厳しい決断をすることなく、国家を新しい時代に適合させそこなった我々全員の失敗の結果である。」 ← なぜ「我々全員の失敗の結果」なのでしょうか。為政者、支配者の失敗ではないのですか。

  「家は失われ、職はなくなり、ビジネスは台無しになった。我々の健康保険制度は金がかかり過ぎる。荒廃している我々の学校はあまりにも多い。」 ← それをどう解決するかが語られなくてはなりません。

  「さらに、我々のエネルギーの消費のしかたが、我々の敵を強化し、我々の惑星を脅かしているという証拠が、日増しに増え続けている。」 ← 「我々の敵」って何ですか。何を敵としているのですか。

  「我々の国はまだ若いが、聖書の言葉には、子どもじみたことをやめるときが来たとある。我々の忍耐に富んだ精神を再確認し、より良い歴史を選び、貴重な才能と、世代から世代へと引き継がれてきた尊い考えを発展させるときが来た。尊い考えというのは、すべての人は平等で、自由で、あらゆる手段により幸福を追求する機会を与えられるという、神からの約束のことである。」 ← 政治に特定宗教の考え方を持ちこむのはどうでしょうか。

  「我々の旅には、仕事より娯楽を好み、富と名声の喜びだけを望むような、臆病者のための道筋はなかった。」 ← 「仕事より娯楽を好み」が、なぜ「臆病者」につながっていくのですか。

  「我々のために、彼らは、わずかな財産をまとめ、新たな生活を求めて大洋を旅した。
 我々のために、彼らは、劣悪な条件でせっせと働き、西部に移住し、むち打ちに耐えながら、硬い大地を耕した。」 ← 以前からアメリカにはアメリカ人がいました。他国から乗り込んできて、それらの人たちから土地を奪い、迫害して、そこに白人の国をつくった。黒人奴隷を使い超え太ってきた。ニューアメリカは、そのような恥じるべき建国史を持っています。

  「我々のために、彼らは、(独立戦争の戦場)コンコードや(南北戦争の)ゲティスバーグ、(第2次大戦の)ノルマンディーや(ベトナム戦争の)ケサンのような場所で戦い、死んだ。」 ← あのひどかったアメリカのベトナム侵略戦争まで美化するのですか。いくらなんでも、ひどすぎますよ。

  「米国は依然として地球上で最も繁栄し、力強い国だ。我々の労働者は今回危機が始まった時と同様、生産性は高い。我々は相変わらず創意に富み、我々が生み出す財やサービスは先週や先月、昨年と同様、必要とされている。能力も衰えていない。」 ← 何たる大国主義。あなたたちの繁栄は他国を侵略し、支配することによって維持されてきたのではなかったでしょうか。

  「なすべき仕事は至る所にある。米国経済は、大胆かつ迅速な行動を求めている。そして我々は新規の雇用創出のみならず、新たな成長の礎を整えることができる。道路や橋を造り、電線やデジタル通信網を敷き、商業を支え、我々を一つに結び付ける。科学を本来あるべき地位に戻し、医療の質を引き上げながら、そのコストは減らす。太陽、風や土壌を利用して自動車を動かし、工場を動かす。新時代の要請に合うよう学校や単科大、大学を変えていく。我々はすべてのことを成し遂げられるし、行っていく。」 ← やっていくことでイメージがわくのは「太陽、風や土壌を利用して自動車を動かし、工場を動かす」という点だけですね。

  「‥‥今回の(経済)危機は、監視がなければ、市場は統制を失い、豊かな者ばかりを優遇する国の繁栄が長続きしないことを我々に気づかせた。我々の経済の成功はいつも、単に国内総生産(GDP)の大きさだけでなく、我々の繁栄が広がる範囲や、機会を求めるすべての人に広げる能力によるものだった。慈善としてではなく、公共の利益に通じる最も確実な道としてだ。」 ← 国民全体が豊かになる方向で経済をコントロールしようということでしょうか。

  「我々の共通の防衛については、安全と理想とを天秤(てんびん)にかけるという誤った選択を拒否する。‥‥今日(の就任式を)見ている他国の国民や政府ら。巨大都市から私の父が生まれた小さな村まで。米国が平和と尊厳の未来を求めるすべての国々、すべての男女と子供の友人であり、我々がもう一度、指導力を発揮していく用意があると、知ってほしい。
 前の世代は、ファシズムや共産主義と、ミサイルや戦車だけではなく、強固な同盟と強い信念を持って対峙(たいじ)したことを思い出してほしい。彼らは、我々の力だけでは我々を守れず、好きに振る舞う資格を得たのではないことも理解していた。代わりに、慎重に使うことで力が増すことを理解していた。我々の安全は、大義の正当性や模範を示す力、謙虚さ、自制心からいずるものだ。
 我々は、この遺産の番人だ。こうした原則にもう一度導かれることで、我々は、一層の努力や、国家間の一層の協力や理解が求められる新たな脅威に立ち向かうことができる。我々は、責任ある形で、イラクをイラク国民に委ね、苦労しながらもアフガニスタンに平和を築き始めるだろう。古くからの友やかつての敵とともに、核の脅威を減らし、地球温暖化を食い止めるためたゆまず努力するだろう。
 我々は、我々の生き方について謝らないし、それを守ることを躊躇(ちゅうちょ)しない。テロを引き起こし、罪のない人を殺すことで目的の推進を図る人々よ、我々は言う。我々の精神は今、より強固であり、壊すことはできないと。あなたたちは、我々より長く生きることはできない。我々は、あなたたちを打ち破るだろう。‥‥
 イスラム世界よ、我々は、相互理解と尊敬に基づき、新しく進む道を模索する。紛争の種をまいたり、自分たちの社会の問題を西洋のせいにしたりする世界各地の指導者よ、国民は、あなた方が何を築けるかで判断するのであって、何を破壊するかで判断するのではないことを知るべきだ。腐敗や欺き、さらには異議を唱える人を黙らせることで、権力にしがみつく者よ、あなたたちは、歴史の誤った側にいる。握ったこぶしを開くなら、我々は手をさしのべよう。」 ← これはアメリカは世界支配の野望は持ち続けるという宣言ではないでしょうか。

 「神が、我々に定かではない運命を形作るよう命じているのだ。」 ← また「神」ですか。

 (インターネット上の読売新聞の訳を使わせてもらいました)

  2009.1.21

 My fellow citizens:

 I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you have bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors.

  I thank President Bush for his service to our nation, as well as the generosity and cooperation he has shown throughout this transition.

 Forty-four Americans have now taken the presidential oath. The words have been spoken during rising tides of prosperity and the still waters of peace.

 Yet, every so often, the oath is taken amidst gathering clouds and raging storms. At these moments, America has carried on not simply because of the skill or vision of those in high office, but because We the People have remained faithful to the ideals of our forebearers, and true to our founding documents.

 So it has been. So it must be with this generation of Americans.  That we are in the midst of crisis is now well understood. Our nation is at war, against a far-reaching network of violence and hatred. Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some, but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age. Homes have been lost; jobs shed; businesses shuttered. Our health care is too costly; our schools fail too many; and each day brings further evidence that the ways we use energy strengthen our adversaries and threaten our planet.

 These are the indicators of crisis, subject to data and statistics. Less measurable but no less profound is a sapping of confidence across our land -- a nagging fear that America's decline is inevitable, and that the next generation must lower its sights.  Today I say to you that the challenges we face are real. They are serious and they are many.

 They will not be met easily or in a short span of time. But know this, America: They will be met.

 On this day, we gather because we have chosen hope over fear, unity of purpose over conflict and discord.

 On this day, we come to proclaim an end to the petty grievances and false promises, the recriminations and worn-out dogmas, that for far too long have strangled our politics.

 We remain a young nation, but in the words of Scripture, the time has come to set aside childish things.

 The time has come to reaffirm our enduring spirit; to choose our better history; to carry forward that precious gift, that noble idea, passed on from generation to generation: the God-given promise that all are equal, all are free, and all deserve a chance to pursue their full measure of happiness.

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