高知市 短歌「戦争を歩く」。
和歌山の 青年ツアー 迎え入れ 高知の戦争 語る正月
月刊の 『高知の戦争』 生まれ出る 「平和の思い、あなたに届け」
「高知から 来た原料も ありました」 毒ガス島の 解説を聞く
「ここにもだ」 掩体壕跡(えんたいごうあと) 次々と発見してる 窪川の奈路
特攻の 訓練していた 義父たちと 基地跡めぐる 戦後の四人
須崎でも 竹槍訓練 やっていた 手記の一節 繰り返し読む
開発の 波に飲まれて 戦争の 遺跡消えてく 「何とかせねば」
手つかずの 戦争壕を 照らし出す 何を語るか 薬瓶など
三時間 戦争鼓舞する 「朝日」読む 巻き込まれそで 怖くなったよ
「あの山に 機関銃座が 残ってた」 次の世代の 電話受けてる
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