日本史あれこれ ⑤ 屋島
香川県高松市北東部にある南北5キロメートル、東西2キロメートルの島。標高290メートル。白村江(はくすきのえ)のたたかい敗戦後の667年、天智天皇の命で、ここに古代山城の屋嶋城(やしまのき)を築きました(『日本書紀』)。唐、新羅の日本侵攻を恐れてのことでしょう。1184年の一の谷のたたかいに破れた平宗盛らが安徳天皇を奉じて本拠地を置きました。1185年、ここの平家の追討のため、源義経ひきいる源氏勢は屋島に殺到、平家の軍勢は、屋島を捨てて西海に落ちのびました。屋島は、国の史跡に指定されています。
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