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2009.06.15

高知市 「本土決戦下の高知」での上陸用舟艇や戦車に爆弾を抱えて飛びこむ訓練。

 アジア太平洋戦争のときの「本土決戦下の高知」で兵士はどんな訓練をしていたかを調べています。

  何人ものかたから「上陸してくるアメリカ軍の上陸用舟艇や戦車に爆弾を抱えて飛びこむ訓練をしていた」と聞きました。

 高知市の浦戸海軍航空隊の陸戦隊長だった岡村虎彦さんは、四十人ほどの兵士に、こうした訓練をさせていたといいます。

丸亀中部一四九部隊護土二二七五六部隊浅野隊本部幹部候補生だった竹内務さんは、戦車に特攻する訓練の様子を日記に書きとめていました。

 高知市朝倉の陸軍連隊に召集された大西正之さんの一九四五年六月十一日の日記にも、その様子が書かれています(『高知の戦争 証言と調査』第三号。戦争遺跡ネットワーク高知)。

 「練兵場で間接照準の演習をやる。直ぐ傍[かたわら]で戦車肉迫攻撃を演習している。……」

 別の兵士によると、ここにあった旧式の日本陸軍の戦車を相手に爆弾を抱いて突っ込んでいく訓練だったそうです。

 大西さんは、七月五日、錦第二四四五部隊に転属になり、県下新宇佐町に駐屯します。ここで、みずからも戦車肉迫攻撃を繰り返しています。

 あの日本の戦争は、このように兵士の命を消耗品と考えたものだったのか。調べが進んでいくごとに悪寒を覚えます。

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