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2009.07.18

高知市 社会学の用語がわからん。

 昨夜から社会学の勉強を続けています。

 社会学は用語がわかりにくいですね。
 フリー百科事典『ウィキペディア』で、そのいくつかをしらべてみました。

 ● アノミー

 社会の規範が弛緩・崩壊などすることによって、無規範状態や無規則状態を示す言葉。フランスの社会学者エミール・デュルケームが社会学的概念として最初に用いたことで知られる。
 もともとは「ギリシア語」の「無法律状態」を意味する。デュルケームは著書『社会分業論』(1893年)と『自殺論』(1897年)において「アノミー」の概念を提示した。『社会分業論』においては、社会的分業において分化した機能を統合する相互作用を営まないために共通の規範が不十分な状態を示す。
 『自殺論』においては、経済の危機や急成長などで人々の欲望が無制限に高まるとき、欲求と価値の攪乱状態が起こり、そこに起こる葛藤をアノミーとしている。
 『自殺論』においては自殺は次の4つの形態に分類される。
 自己本位的自殺
 集団本位的自殺
 アノミー的自殺
 宿命的自殺
 この中で、アノミー的自殺は急激な社会変動や性的自由化などによる欲望の過度の肥大化の結果、個人の不満・焦燥・幻滅などの葛藤を経験する個人に起きやすいものであるとした。
 アメリカの政治学者、セバスティアン・デ・グレージアはデュルケームを継承し、アノミーを単純アノミーと急性アノミーに区別し、アノミーによる価値葛藤の類型化を行なった。
 アメリカの社会学者、ロバート・キング・マートンは、論文「社会構造とアノミー」において、文化的目標とそれを達成するための制度的手段にギャップが存在する場合にアノミーが生じるとした。この主張は「緊張理論」と呼ばれる。

 ● 欲求五階層説

 自己実現理論とは、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。又、これは、「マズローの欲求段階説」とも称される。
 マズローの欲求階層をピラミッドで表現し、原始的欲求に近づくほど底辺に書いた図マズローは、人間の基本的欲求を低次から
 生理的欲求
 安全の欲求
 所属と愛の欲求
 承認の欲求
 自己実現の欲求
 の5段階に分類した。このことから「階層説」とも呼ばれる。また、「生理的欲求」から「承認の欲求」までの4階層に動機付けられた欲求を「欠乏欲求」とし、「自己実現の欲求」に動機付けられた欲求を「成長欲求」としている。
 人間は満たされない欲求があると、それを充足しようと行動(欲求満足化行動)するとした。その上で、欲求には優先度があり、低次の欲求が充足されると、より高次の欲求へと段階的に移行するものとした。また、最高次の自己実現欲求のみ、一度充足したとしてもより強く充足させようと志向し、行動するとした。
 生理的欲求
 生命維持のための食欲・性欲・睡眠欲等の本能的・根源的な欲求
 安全の欲求
 衣類・住居など、安定・安全な状態を得ようとする欲求
 所属と愛の欲求
 集団に属したい、誰かに愛されたいといった欲求
 承認の欲求
 自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める欲求 
 自己実現の欲求
 自分の能力・可能性を発揮し、創作的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求
 マズローは、欠乏欲求、成長欲求を質的に異なるものと考えた。この欠乏欲求がかなりの程度満たされると、終局的に自己実現の欲求が現れるという。自己実現を果たした人の特徴として、客観的で正確な判断、自己受容と他者受容、純真で自然な自発性、創造性の発揮、民主的性格、文化に対する依存の低さ(文化の超越)、二元性の超越(利己的かつ利他的、理性的かつ本能的)などを挙げている。自己実現を果たした人は少なく、さらに自己超越に達する人は極めて少ない。数多くの人が階段を踏み外し、これまでその人にとって当たり前だと思っていた事が当たり前でなくなるような状況に陥ってしまうとも述べている。 また、欠乏欲求を十分に満たした経験のある者は、欠乏欲求に対してある程度耐性を持つようになる。そして、成長欲求実現のため、欠乏欲求が満たされずとも活動できるようになるという(ex.一部の宗教者や哲学者、慈善活動家など)。 晩年には、「自己実現の欲求」のさらに高次に「自己超越の欲求」があるとした。この考えが、後のトランスパーソナル心理学の源流ともなる。
 「マズローの欲求段階説」は、人間性心理学や動機づけの理論を進展させたと評価されているが、個人的見解あるいはごく限られた事例に基づいた人生哲学に過ぎず、普遍的な科学根拠や実証性を欠いているのではないかという疑問も呈されている。例えば、欠乏欲求が満たされていても、成長欲求の満足を求めず生活の安定を求める労働者の例がある。しかしこれは、欠乏欲求が十分に満たされていない(十分に自尊心が育まれていないなど)ために、自己実現の欲求が現れていないとも考えられる。

 ● インフォーマル・グループ

 非公式集団と訳されることが多いが、組織の中で自然発生的に生まれる人間関係で、反対は、フォーマル・グループである。組織によって枠を嵌められた学級、部署部門、支店といった枠組みや先生・生徒、部長・課長・主任といった縦割り関係にもとらわれず、随意的に生じてくる仲間関係のことである。
 1927年から1932年まで5年にわたり、シカゴのウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で、組織の中の人間関係について行われた調査研究、ホーソン実験の中で、勤労意欲を支えている「モラール」には、インフォーマルグループを通しての一体感情や仲間意識が大きく作用しているということが指摘され、以来、児童期、青年期、特にギャングエイジの人間形成などでもこうした互いに強く感化しあう集団の形成が注目されるようになった。

 ● 想像の共同体

 ベネディクト・アンダーソン(1936年-)は、コーネル大学政治学部教授。専門は、比較政治、東南アジア、とくにインドネシアの政治。
 中国雲南省生まれ。ケンブリッジ大学で修士号、コーネル大学で博士号を取得。1965年からコーネル大学で教鞭をとる。
 著書『想像の共同体』では、出版資本主義、巡礼、公定ナショナリズム、モジュール化といった概念を駆使し、いかにしてナショナリズムあるいはネーションが構築されるかを明らかにし、ナショナリズム研究の新境地を開拓した。

 ● 多元主義

 総合的には多様性を容認・肯定するという立場である。
 この概念は多岐に亘る分野において様々な意味で用いられる。
 政治では、国民の興味関心や信念の多様性を認めることは、近代民主主義の最も重要な特徴である。
 科学の世界で、この概念は、複数の方法・仮説・視点が正当又は可能である、という見方を意味することが多い。この姿勢が科学の発展における重大な要素である、と言っても良いかも知れない。
 多元論は宗教や哲学の分野においても様々な意味で用いられる。

 ● 社会的ジレンマ

 社会において個人個人の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況からくるパラドックスの事である。
 例えば、バスに乗る際運賃を払わずに済むならば、払わない事が「合理的」な選択であるが、誰もがそのような選択を行った場合、バス運行そのものが成り立たなくなる。同様の問題は、教室の掃除から環境問題、投票行動まで、多岐にわたる。

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