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2009.08.12

高知市 「あゝ紅の血は燃ゆる 学徒動員の歌」の「すごさ」。

 昨日、『高知の戦争 証言と調査』の原稿整理をしていて、「すごい」歌に出合いました。生徒に向かって「今こそ筆を 擲(なげう)ちて」と呼びかけるのです。「あゝ紅の血は燃ゆる 学徒動員の歌」(軍需省選定。作詞・野村俊夫、作曲・明本京静)です。

 一九四四年三月、勤労学徒動員令が発令され、四カ月の勤労動員だったのが一年間を通じておこなわれるようになりました。それを受けてつくられた歌で、一九四四年十二月に日蓄レコード(コロムビアレコード)から発売された歌です。

  一、花も蕾(つぼみ)の 若桜
   五尺の生命(いのち) ひっさげて
   国の大事に 殉ずるは
   我等学徒の 面目ぞ
   あゝ紅の 血は燃ゆる

 二、後に続けと 兄の声
   今こそ筆を 擲(なげう)ちて
   勝利揺がぬ 生産に
   勇み起たる つわものぞ
   あゝ紅の 血は燃ゆる

 三、君は鍬(くわ)執(と)れ 我は鎚(つち)
   戦う道に 二つなし
   国の使命を 遂(と)ぐるこそ
   我等学徒の 本分ぞ
   あゝ紅の 血は燃ゆる

 四、何をすさぶか 小夜嵐(さよあらし)
   神州男児 ここにあり
   決意ひとたび 火となりて
   護る国土は 鉄壁(てっぺき)ぞ
   あゝ紅の 血は燃ゆる

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