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2009.11.28

歌「ふれあい」に寄せて。

生まれて、生きてきて、楽しいことがいっぱいありましたね。しかし、悲しいこともいっぱいありました。

僕にも、地球の真ん中にまで引きずりこまれて、心が焼きつくされて、このまま生きていけるのかなぁと思ったことがありました。

それでも、何とか生きてきました。

心を焼きつくされた出来事から数年して、この歌に出合いました。一九七四年の中村雅俊さんの「ふれあい」です。

   悲しみに 出会うたび

   あの人を 思い出す

   こんな時 そばにいて

   肩を抱いてほしいと

   なぐさめも 涙もいらないさ

   ぬくもりが ほしいだけ

   ひとはみな 一人では

   生きてゆけない ものだから

なぜか、こういうときには妻のことは思い出さないのです。十九歳のとき、毎晩、家に送って行っていた髪の長い一学年下の美女のことを思い出したりします。いまごろの季節には、彼女の長いマフラーに二人でくるまって夜道を歩いていました。

   空しさに 悩む日は

   あの人を 誘いたい

   ひとことも 語らずに

   おなじ歌 歌おうと

県立高知短期大学に入ったおかげで、心をかよわせることのできる仲間がたくさんできました。僕の人生の宝物(たからもの)です。

   何気ない 心のふれあいが

   幸せを 連れてくる

   ひとはみな 一人では

   生きてゆけない ものだから

毎日の授業で「発見」をプレゼントしてださる先生がた。先輩たち。高知市神田(こうだ)の張り切り娘、その相棒の伊野町天王団地の娘さん、山口市にいった早口の娘さん……。在校生。南国市の世話好きのねえやん、子ネコをくれた土佐市宇佐のおんちゃん、高知市浦戸の優しいギターリスト、楽しいことに挑戦する越知町の若衆、英語塾で一緒に学んでいるかなり年下の女性、休んだ日のノートを見せていただいた美女たち。そして、介助のふるまいが優雅で僕の胸をキューンとさせる年下の何人もの美しい女性たち。中学の同学年生の一年生、美人の奥さんとともに新しい人生を切り開こうとしている一年生の南国市の元社長。いろんな困難を抱えながら体ごとぶつかって未来を獲得しようとしている青年たち……、みんな素晴らしい人たちばかりです。   

   何気ない 心のふれあいが

   幸せを 連れてくる

   ひとはみな 一人では

   生きてゆけない ものだから

   生きてゆけない ものだから

来年四月から七畳半のアパートに独りで住むことになりますが、たぶん、夜中に、「高知短期大学の仲間たち、メールくらいちょうだいよ。くすん、くすん……」と泣きながら、この歌をうたっていることでしょう。

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