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2010.01.22

「貨幣の物神的性格とは何か」。そうだ、『社会科学総合辞典』だ。

 「貨幣の物神的性格とは何か」という問題に苦しみました。
 マルクスの『資本論』にありました。
 しかし、読み直すのには時間が足りません。
 で、『社会科学総合辞典』(社会科学辞典編集委員会。新日本出版社。一九九二年七月二十日)を探しました。
 そして、やっと、つぎのようにまとめました。

 物神性とは、人間のつくりだした神の像が、かえって人間をひざまずかせることをいいます。
 商品生産のもとでは、生産者と生産者との社会的関係が、商品と商品という物どうしの関係としてあらわれ、人間の労働の生産物である商品(貨幣、資本)が人間から独立して人間に対立し、人間を支配するようになっていること。
 たとえば、金は他の商品と同様に価値をもつ労働生産であり、商品交換という人間の社会的関係の一定の発展段階に、貨幣としての役割をもつようになりましたが、この社会的関係がかくされていて、地中からでてきたままで、すべての商品の価値の鏡となるように見えます。
 そこで、人びとの目には、ぴかぴか光る金の自然的属性だけにもとづいて金が貨幣になったかのように見えてきます。
 それは、宗教の世界で、人間の頭脳の産物である神が、人間から独立して人間を支配するのに似ています。
 そこで、マルクスは、商品の、このような性格を商品の物神性と名づけました。

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