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2010.03.05

【記録】 伊方原発(愛媛県伊方町)プルサーマル発電 二〇一〇年。

 四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が、プルサーマル発電を始めました。この関連の出来事の記録です。

 国の核燃料サイクル政策の柱であるプルサーマル発電は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムにウランを混ぜたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使用します。
 伊方原発には、三基の原発があります。いずれも加圧水型軽水炉で、一九七七年に運転を始めた1号機と一九八二年に運転開始の2号機は五十六万六千キロワット、一九九四年運転開始の3号機は八十九万キロワット。設置許可取り消し訴訟で、原発近くの海底にある活断層による地震の可能性が議論になりました。プルサーマル計画への了解など原発運転について、四国電力と愛媛県、伊方町は安全協定を結んでいます。

 [二月十二日] 四国電力の伊方3号機が、十六体のMOX燃料の装荷を終えました。

 [二月二十六日] 伊方原発3号機のプルサーマル実施にともなう、国からの総額六十億円の核燃料サイクル交付金が県と伊方町、八幡浜市に一〇年度から五年間で交付されることが正式に決まりました。県は、配分する金額を県と伊方町は各二十六億七千万円、八幡浜市に六億六千万円とすることを決定しました。この交付金はプルサーマル実施を受け入れる原発が立地する県や市町村、隣接市町村が対象で、借金の返済や役所庁舎の建て替えなどを除き、幅広く使えます。交付が認められるには県が経済産業省に地域振興計画を提出する必要があり、県は八幡浜市立八幡浜総合病院や県立中央病院(松山市)の整備などの事業計画をまとめました。八幡浜市は原発事故による初期被ばくの治療を視野に入れた市立八幡浜総合病院の医療機器整備費に丸々投入する予定です。(毎日新聞 三月四日 地方版)

 [三月一日] 午後一時五十分ごろ、伊方3号機が核燃料の制御棒を引き抜き、原子炉を起動しました。

 [三月一日] 四国電力の事実上のプルサーマル開始に対し、反対する市民団体、「原発さよなら四国ネットワーク」の約十人が同日、松山市で抗議活動をしました。雨の中、マイクで「MOX燃料を使い発電するのは無謀。(四電は)耐震性を小さく見積もり、安全をないがしろにした」と訴え、松山市駅前などで中止を求めビラを配りました。四電松山支店前では、同ネットワークの麻生満枝さん(62)が「伊方3号機で微量の放射能が漏れた事故の原因究明は不十分。開始に強い憤りを感じる」と抗議文を読み上げ、四電に提出しました(共同通信 三月一日)。

 [三月二日] 午前四時五十分、伊方3号機が核分裂の連鎖反応が一定になる臨界に達しました。

 [三月四日] 四国電力が、伊方原発(愛媛県伊方町)3号機で使用済み核燃料を再利用するプルサーマル発電を始めたと発表しました。同日午前六時五分、出力四万五千キロワットで発電を開始しました。同発電の実施は二〇〇九年十一月の九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3号機に続いて国内2例目です。

 [予定 三月七日] 伊方3号機が出力100%に到達、熱出力を一定に保って運転する「定格熱出力運転」に入ります。

 [予定 三月三十日] 伊方3号機が、に国の最終検査に当たる「総合負荷性能検査」を受けて営業運転を始めます。 

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