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2010.05.15

僕が「老い」を感じるとき……。

 十八歳から二十一歳くらいまでの学生たちと一緒に学んでいるせいか、このごろ、「あれ、僕って歳がいったのかなぁ」と思うときがあります。

 ● 登校しているとき、ふと気付くと、僕は、うつむき加減で小またで歩いています。学生たちは胸をはって、しゃかしゃかと歩いています。僕も、「よーっし」という感じで胸を張り、大またで歩き始めます。

 ● 大学を入ってからの坂や階段をしゃきしゃきと登っている彼ら。僕は、「ふぇーっ」、もう一息という感じで登っています。

 ● 五階の教室に行くときも多くの学生は「歩き」です。僕も最初はそうしていたのですが、いつのまにか「エレベーター派」になってしまっています。歩かなくては。僕も二十代には、エレベーターなしの台東区営住宅の五階に住んでいたのだから。

 ● 大学の食堂で。トレースに乗せたご飯、おかず、みそ汁をめざす席まで運ぶとき、みそ汁がお椀からあふれてしまいます。きっと、僕の歩く姿勢が悪いのだと思います。「こんなこと、いままでなかったのに……」。

 ところで、僕は、六十三歳。

 きょう、同クラスの男子学生から「奥さんと別れて暮らしてさびしくないですか」と聞かれましたが、なんともこたえることができませんでした。

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