« 敬愛する玄間太郎さんの小説の評を書いている人がいました。 | トップページ | 「わたしの金色のゆめ」 ギリシャ・ペリディスさんの詩。 »

2010.06.07

幻の「弾丸列車」計画。

 弾丸列車計画というのが、あったそうですね。
 弾丸のような高速運転をおこなう列車のことです。
 兵庫県の加古川バイパスの一部は、弾丸列車のために買収済みの用地を使用したそうです。

 一九三八年十二月二日、国有鉄道を運営していた鉄道省内部に「鉄道幹線調査分科会」が設立され、輸送力強化に関する調査研究が開始されました。
 三九年七月十二日、「鉄道幹線調査会」が勅令をもって設立され、輸送力拡大のための方策が具体的に検討されるようになりました。
 そして、十一月に結論として早期に別線の高規格鉄道を敷くことが必要であるということになりました。
 鉄道省内部では新しい幹線を引くということから「新幹線」「広軌幹線」という言葉でこの計画を呼んでいました。
 が、世間では弾丸のように速い列車が走るということから「弾丸列車」という言葉を使うようになりました。
 四〇年九月、鉄道省が「東京・下関間新幹線建設基準」を制定し、同年に帝国議会で「広軌幹線鉄道計画」が承認されました。五四年までに開通させることを目標とした「十五ヶ年計画」にもとづいて総予算五億五千六百万円をかけて、これを建設するというものです。
 これにもとづき、用地買収・工事が開始されることとなります。
 しかし、四三年度で、工事は中断されてしまいました。

|

« 敬愛する玄間太郎さんの小説の評を書いている人がいました。 | トップページ | 「わたしの金色のゆめ」 ギリシャ・ペリディスさんの詩。 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30274/48563242

この記事へのトラックバック一覧です: 幻の「弾丸列車」計画。:

« 敬愛する玄間太郎さんの小説の評を書いている人がいました。 | トップページ | 「わたしの金色のゆめ」 ギリシャ・ペリディスさんの詩。 »