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2010.07.11

歴史の自習の時間 食糧獲得の仕方、経済から見た縄文時代の特徴。

 縄文時代は、約一万六千五百年前から約三千年前(約二千五百年前という説もあります)に日本列島で発展した縄文土器をつかった時代です。
 食糧獲得の仕方、経済から見た縄文時代の特徴は、つぎのとおりです。
 ① 水産資源の利用。
 骨製の釣針、銛(もり)、石や土器の漁網錘(ぎょもうすい。網につける重り)などが遺跡から出土します。
 貝塚のサカナの骨を見てもわかります。
 ② 植物質資源の活用。
 ドングリなどの堅果類(けんかるい)、根茎類(こんけいるい)をとっていたようです。
 植物質資源の土を掘るための扁平打製石斧、打製石鍬、加工具の石皿、磨石(すりいし)が出土します。
 青森県の三内丸山遺跡遺跡(さんないまるやまいせき)からクリの実が貯蔵用の穴倉からまとまって出土しています。そのDNAがそろっていることからクリ林の管理がなされていたという説も出ています。
 プラント・オパールの研究によって、縄文時代後期から晩期にかけては熱帯ジャポニカのイネの焼畑稲作がおこなわれていたことが判明しています。
 ③ 小型動物の捕獲。
 小型の槍先、石鏃(せきぞく。矢の先端につけて用いる小型の石器)が出土しています。
 貝塚もシカ、イノシシなど小型動物の骨が残されています。

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