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2010.07.05

歴史の自習の時間 旧石器時代、旧石器文化とは。

  旧石器時代とは、ホモ属(ヒト属)が打製石器(旧石器)をつくり始めたとされる二百五十万年前から、磨製石器(新石器)をつくり始めた一万年前までを指します。
 その担い手は、原人・ホモ・ハビリス(二百五十万年前~)、原人・ホモ・エレクトス(百五十万年前~)、旧人・ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンス(三十万年前から)、新人・ホモ・サピエンス・サピエンス(三・五万年前~)と変化します。
 ホモ属は、百五十万年前~百万年前にはアフリカ外に拡散します。そして、二十万年前~十万年前に、また拡散します。アメリカへは二万年前から一・五万年前に入りました。
 礫石器(れきせっき)、握斧(石材を手に握れる大きさに打ち欠き一端をとがらせたもの)、槍先など多様な石器を持っていました。
 旧石器の形状により三つの時代に分けけられます。
 二百五十万年前からは、前期旧石器時代といい原人、旧人の一部による旧石器であるとされます。
 八万年前からの中期旧石器時代は、旧人類による旧石器です。
 三・五万年前から後期旧石器時代は、新人類による旧石器です。
 前期、中期、後期と時代が新しくなるほど、石器も小さくなり、多様な形態をもつこととなります。
 狩猟活動では間違いなく襲える相手を捕獲する、他の動物が食い荒らした動物の残骸を取ってくる、土を掘ってミミズやイモムシをつかまえるなどで食べ物を獲得していたと思われます。
 ホモ属は、百万年前~八十万年前には火を使い始めます。
 住居のはじまりは、風雨や寒さを凌ぐためや外敵から身を守るために岩陰や洞穴に住んだり、大樹下などに住んだと思われます。

 ホモ属は抽象的思考を持っていたことは、残された芸術を見てもわかります。
 スペインのアルタミラの洞穴壁画には顔料を使ったリアルな野牛の立像が描かれていますが、これは、別の場所で見たものを洞窟の中で描くという高度な作業の成果です。
 トールジェ洞窟の獣人像は、イマジネーションの産物です。

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