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2010.10.07

「わが邸宅」のアケビ、スーパーマーケットのアケビ【アケビの写真あり】。

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  最近、さぬき市内のスーパーマーケットで、アケビを買ってきて食べています。
 この間までは愛媛県産、このところは山形県産です。
 分厚い皮の中で、ちょこんと、存在している白い果実。
 食べると淡い味ですが、お・い・し・い。

 小学校の低学年のとき、高知県伊野町天神町四丁目の邸宅に住んでいました。
 といっても、それは母の姉(戦争寡婦)の家した。
 その邸宅には、母の姉、母の亡き夫の母も一緒に住んでいました。
 わが家族は、機械すきの製紙工場の営繕係だった、やせ形で筋肉隆々の父、手すきの紙工場で紙すきをやっていた小太りの母、私、三学年下の弟でした。
 その家の庭にはカキの木が何本かあって、僕たち兄弟は、秋になると、カキの木にのぼって実をとりました。
 同じころ、裏の木戸の手前に秋にはアケビがなりました。
 実ったそれをとって、ガブリと食べるのが楽しみでした。

 夫を失った母の姉は、仏教のある宗派の尼になろうとしていたようです。
 そのこともあって、多くの財産を、その寺に寄進したようです。

 私たちの邸宅の隣の三星製紙が、拡張したいので、邸宅を売ってといってきたとき、母の姉は、邸宅を手放しました。

 それっきり、かなり長い間、アケビを食べることはありませんでした。
 父、母、母の姉も、いまは亡くなりました。
 あの邸宅のアケビのことを知っているのは私と弟だけです。

 いつか、東北方面に旅行した時、アケビを手に入れて感動したことがありました。
 しかし、いまのように「執拗に」アケビを食べているのは、あの邸宅のころ以来です。

 いま、アケビを食べることができるのは私の幸せの一つです。

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