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2011.02.06

本土決戦期の陸軍兵力の高知県への配備 その四  第十一師団はこう配備されました。

 
 <我が第十一師団の配備

    (1)、 方針

師団は各一部を以(もっ)て、須崎附近及(およ)び仁淀川河口より浦戸湾に亘(わた)る海岸を守備せしめ、主力を以(もっ)て浦戸湾より物部川に亘(わた)る間を占領し、敵の上陸の半途に乗じ、攻勢に転じ、敵を水際に近き海岸地帯に於(おい)て撃滅する

    (2)、 配備

①須崎支隊(歩兵第十二聯隊の一大隊を基幹とする)を以(もっ)て須崎附近を占領して、敵の上陸を阻止せしめる
②歩兵第四十四聯隊(聯隊坂本俊馬大佐)(山砲兵一大隊(一中欠)工兵一小隊を附す)を以(もっ)て右地区隊として、仁淀川河口附近より浦戸湾に亘(わた)る海岸地帯を占領し、
敵の上陸を阻止せしめる。
③歩兵第四十三聯隊(聯隊長多田金治大佐)を以(もっ)て、左地区隊として、浦戸湾より物部川に亘(わた)る海岸地帯を守備し、敵の上陸の半途に乗じ攻勢に転ずる如(ごと)く準備せしめる
④山砲兵第十一聯隊(聯隊長小幡実大佐)(大隊本部及二中隊欠、●●一小隊を附す)を以(もっ)て後免南方高地帯に陣地を占領し敵の上陸に対して猛火を集中して、主として左地区隊の戦斗に協力せしめ、師団主力の攻勢移転に際しては、主力を以(もっ)て浜改田附近より物部川間に火力を集中し得る如く準備せしむ
⑤歩兵第十二聯隊(聯隊長原田喜代蔵大佐)(一大隊欠)及(および)工兵第十一聯隊(聯隊長 岩本清大佐)の主力は師団豫備隊として、後免附近に位置し、敵の上陸の半途に乗じ、攻勢に転得る如く準備せしめる。

但(ただ)し工兵聯隊は別に示す所により、各部隊の陣地構築及(および)道路整備に協力せしむる。
⑥輜重兵(しちょうへい)第十一聯隊(聯隊長岩田秀雄大佐)の一大隊を以(もっ)て、仁淀川上流八田、弘岡附近を守備せしめる。●余の主力を以(もっ)て弾薬、糧食の補給の準備を整へしめる。
⑦師団司令部は後免南方鉢巻山[鉢伏山か]西北麓に位置せしめる>

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