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2011.02.05

本土決戦期の陸軍兵力の高知県への配備 その三 高知県での各陸軍師団の配置 。

 <四国防衛の任に当たった第五十五軍(軍司令官は原田熊吉中将)は四個師団半より成り、其(その)編成は第十一師団、第百五十五師団、第二百五師団、第三百四十四師団と独立混成第百二十一旅団より成る。
 作戦計画は、米軍が主力を以て、浦戸湾より物部川河口附近に亘(わた)る海岸地帯に上陸するものと判断し、軍は各一部を以(もっ)て久礼湾以西の土佐南岸、物部川以東の土佐南岸及(および)徳島沿岸を守備せしめ、主力を以(もっ)て須崎附近より物部川河口附近に亘(わた)る海岸地帯を防備し、敵の上陸の半途に乗じて攻勢に転じて、敵を撃滅すと云(い)う方針の下に、次の如(ごと)く配備した。
 (1) 第五百四十四師団(剣山部隊)(臨時編成師団で師団長は横田豊一郎中将)を以(もっ)て、宿毛市附近より中村市を経て久礼湾に亘(わた)る海岸を守備せしめ、
 (2) 第百五十五師団(護土部隊)(一聯隊欠)(師団長は岩永汪中将)を以(もっ)て、物部川河口より安芸市を経て佐喜湾附近に亘(わた)る海岸を守備せしめ、
 (3) 独立混成第百二十一旅団(歩兵第四百五十聯隊を附す)(旅団長横井忠道少将)を以て徳島沿岸を守備せしめ、
 (4) 第十一師団(錦部隊)(師団長大野広一中将)(現役の精鋭師団)を以(もっ)て須崎附近より浦戸湾を経て、物部川河口に亘(わた)る海岸地帯を守備せしめ、
 (5) 第二百〇五師団(師団長唐川安夫中将)の主力を軍の総豫備隊として後免北方地帯に配置し、敵の上陸の半途に乗じ、第十一師団主力と共に攻勢に転じ、敵を海岸地帯に於(おい)て撃滅する
 (6) 軍司令部は山田東北方山麓に位置する>

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