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2011.05.14

【歴史、地理の自習の時間】 古代エジプトの神殿やピラミッドに描かれた平面芸術。 

 古代エジプトの神殿やピラミッドに描かれた平面芸術(浮彫りや絵画)に興味を持ちました。
 大きな特徴は、人や神の場合は横顔で表されることです。頭と顔は横から、眼だけは正面、その部分は斜めから、腰から足にかけては横から見たように描かれています。左足が一歩前に、両足はともに親指が見えるように、手も両手の五本の指も爪も見えるように描かれています。
 つまり、人の特徴的な部分をすべて見せる形であらわされています。
 身体の色も、外に出て働く機会の多い男性は褐色に、女性はクリーム色、神は金色を象徴する黄や、緑や黒(再生復活を象徴する色と考えられたようです)で彩色されています。
 これらの平面芸術は、特定のシーンの物語を伝えるために描かれたようです。定型化したパーツを組み合わせて絵をつくりだし、そのシーンの物語を伝えるという役割を強く持っていたのではないでしょうか。一つひとつのパートが、別々の文字で、それを組みあわせるて文章をつくるという作業に似ていると思います。
 そうした物語を平面芸術で伝えるために、王や権力者に属する画工たちが、リーダーのもとに集って、こうした描き方のルールを決めてパートを分担してつくりあげていったということでしょうか。
 顔が横向きに描かれているということで伝わることもあります。
 絵の中のエジプトの神や王たちは、みな、つけひげと、ネメス(髪がカールしていたのを抑えるための頭巾)をしています。権威の象徴のようです。
 つけひげをどうやってつけるのかと思っていましたが、絵をよく見るとネメスとヒモで結んでいるようです。
  第十九王朝時代(紀元前一三一〇年~一二〇五年)には、「楽士と踊り子」(大英博物館蔵)のように正面を向いた人物像も見られるようになりました。

 【参考文献】

 仁田三夫編集『図説 古代エジプト1 ピラミッドとツタンカーメンの遺宝編』。河出書房新社。一九九八年五月二十五日。
 仁田三夫編集『図説 古代エジプト2 王家の谷と神々の遺産編』。河出書房新社。一九九八年五月二十五日。

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