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2011.12.26

戦前の歌「九段の母」って……。

 妻が、最近、知り合いの七十歳代の女性が「九段の母」を歌っている場面に遭遇したといいます。
 「九段の母」って、どんな歌だったでしょうか。
 一九三四年にテイチクレコードから発売されたそうです。
 作詩・石松秋二さん、作曲・能代八郎さん。

 ここで聴くことができます。

 http://www.youtube.com/watch?v=cYnhCvjl1pQ&feature=related

 一、上野駅から 九段まで
   かってしらない じれったさ
   杖をたよりに 一日がかり
   せがれきたぞや 会いにきた

 二、空をつくよな 大鳥居
   こんな立派な お社に
   神とまつられ もったいなさよ
   母は泣けます うれしさに

 三、両手あわせて ひぎまづき
   おがむはずみの お念仏
   はっと気づいて うろたえました
   せがれゆるせよ 田舎もの

 四、鳶(とび)が鷹(たか)の子 うんだよで
   いまじゃ果報が 身にあまる
   金鵄勲章が みせたいばかり
   逢いに来たぞや 九段坂  

 金鵄勲章は、戦前の日本で軍人、軍属で「武功卓抜」な者に与え、天皇の「威烈」をあきらかにし、その「忠勇」を奨励されるためのものです。功一級から功七級までありました。
 「神武天皇」が即位してから二千五百五十年目にあたるとされた明治二十三年につぎのような話にちなんでつくられたものです。
 「神武東征のとき金色のとびが神武天皇の弓にとまり、その輝きに長髄彦(ナガスネヒコ)の軍勢の目がくらんで降伏した」
 息子の戦死。母親にとって悲しいことです。
 それを……。
 何と悲しい歌でしょうか。

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