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2012.02.25

高知県私学・大学支援課へのメール。【回答がありしだい、ご報告します】

僕は、高知県私学・大学支援課につぎのようなメールを送りました。

私学・大学支援課 殿

高知短期大学についての意見書のまとめについての質問

     二〇一二年二月二十四日 藤原義一

「高知短期大学の今後の方向性」の意見公募に「提出された意見の概要と、これに対する考え方」を読ませていただきました。それについて、いくつか質問が、ございます。

はじめに私の立場をのべておきます。

  高校卒業程度の学力があれば、どんな年齢でも受験できる夜間の二年制の大学(社会科学科で定員百二十人)は、この県民所得全国最下位の高知には、どうしても必要です。これはアメリカ流にいうなら「99%」のための大学です。

② 夜間の四年制をつくるという提案が出てきたことは歓迎です。そちらが時流にあうということでしたら、高知短期大学より定員の多い定員数百人のものをおつくりください。もう少し、実際に設立できるように(設置基準、場所、財政などがうまくいくように)具体的にしてください。これは、これからの高知県にとって役に立つと思います。

③ 夜間の二年制もある、四年制もあるというのが最高ですが、どうしても、なんとしても四年制だけということでしたら四年制が募集を開始して数年後に二年制はなくするということにしていただきたいて思います。四年制はできない、二年制はなくなるというのは最悪です。いまの局面では、こうなりそうなのであえて、このことについてのべます。

つぎに質問をのべます。

【質問・その一】

資料によると、「提出された意見」のうち、高知短期大学の存続を主張するもの百六件、高知短期大学の廃止を主張するもの二件でしたね。

当然、この結果を受けての「考え方」(つまり、「存続をのご意見に従います」とか)が示されていませんが、それは、なぜでしょうか。

【質問・その二】

お答えのなかで「永国寺キャンパス検討会報告書の提言において、高知短期大学は、『新たな社会科学系学部の設置状況を踏まえて、そのあり方を検討することが適当である』とされていました。」とあります。これは、平成二十二年三月の「県立大学改革にかかわる永国寺キャンパス検討委員会 報告書」のことでしょうか。

もしそうなら、その結論は、高知短期大学の今後として、短期大学として存続させること、社会科学部を設置する大学の短期大学部として組織を再編するなどを選択しとしています。

県は、高知短期大学の存続の形態として社会科学部を設置する大学の短期大学部として組織を再編するという方向でお考えのようですが、ご提案の高知県立大学の拡充案には、同部を社会科学部とする方向、同部に短期大学部を設置することは提起されていないと思われますが、この点については、いかがでしょうか。

【質問・その三】

全体として県の案は、高知短期大学の機能は高知県立大学文化学部の拡充などで引き継ぐというお考えのようですが、以下の機能は、どう引き継がれるのでしょうか。

[現実の高知短期大学の機能 私の考え]

社会科学科(二年)

① 受験資格は、高校卒業程度の学力を持つ十八歳から二十一歳までの人(試験科目は現代社会のみ)と二十二歳以上の社会人(試験は、「志望理由書」の提出と面接のみ)である。

② 二年間の夜の授業や集中講義などで社会科学、歴史学などの一般教養科目、外国語学ぶことができる。単位数は限定されているか高知県立大学の授業も受けることができる。

③ 二年間の授業料で三年間、四年間学べる長期履修制度がある。

④ 必要な単位を取得すれば短大卒業者としての資格が得られる。

専攻科(一年)

① 短期大学卒業程度の学力があれば、何歳の人でも受験することができる。

③ 一年間の授業料で二年間学べる長期履修制度がある。

【質問・その四】

私は、高知県議会に提出されている「永国寺キャンパスに関する基本方針()(昨年十二月。高知県文化生活部・高知県立大学・高知工科大学・高知短期大学)を資料として「高知短期大学の今後の方向性」について意見を提出させていただきました。

しかし、お答えのなかには、その「案」に書きこまれていなかった夜間の四年制のコースのことが書かれていす。これらの点については、いつ、どこが案として決まったものでしょうか。

たとえば、お答えのなかの以下の点です。

①「高知県立大学では、文化学部の定員等を拡充し、働きながら学ぶことができるよう、夜間や土日も開講し、人文科学の領域に社会科学教育を盛り込むことによって、社会人がより深く学び、学士を取得できる道をひらくこととしています。

このような仕組みに加え、4年間の授業料で、通常の修業年限を超えて在学し、計画的に学ぶことができる長期履修学生制度や、仕事などのやむを得ない事情で退学せざるを得なくなった場合でも、再び学ぶ条件ができたときに復学できる制度等を設けることとしています。」

②「学費の負担につきましては、充実が図られている日本学生支援機構の奨学金などのほか、大学の授業料の全額もしくは半額を免除する授業料減免制度や、働きながら学ぶ方の場合は、4年間の授業料で、通常の修業年限を超えて在学し、計画的に学ぶことができる長期履修学生制度を活用していただくことができます。」

③「高知県立大学では、高知短期大学の特徴である短期の学びのニーズに応えていくため、科目を様々に組み合わせて、一定のまとまった学習プログラムを提供し、修了者に履修証明書を発行する制度を新たに設けるとともに、資格取得など特定の目的に沿った学習プログラム等を開講する考えです。

大学に入学後、仕事などのやむを得ない事情で退学せざるを得なくなった場合でも、再び学ぶ条件ができたときに復学できる制度等を設けることとしています。

大学に2年間以上在学し、62単位以上の単位を取得している場合は、通常、4年制大学の3年次編入の資格が得られ、高知短期大学を卒業した場合と同様に、税理士や社会保険労務士などの受験資格が得られます。」

④「高知県立大学では、拡充された文化学部において、土日・夜間に開講される科目を受講するだけで卒業に必要な単位を4年間で履修し、学士が取得できる仕組みを作ることにしています。

具体的には今の高知短期大学と同じように、平日の夜間6時から9時すぎまでを授業時間(67時限)として開講し、土日にも講義やフィールドワークなどの科目を開講する計画です。

夜間と土日で、必修科目を含めて4年間で卒業に必要な124単位以上の履修を可能にする仕組みについて、開講科目を含め、具体的な検討を進めているところです。

なお、拡充される文化学部では、夜間に学べる3年次編入学制度も位置付けることを予定していますので、短大などを卒業している社会人にとっては、文化学部の3年次に編入し、学士を取得する、あるいは新たな分野の学びに挑戦する道が開かれることになります。」

④「入学試験につきましては、高知工科大学の社会科学系学部と県立大学文化学部では、定員の拡充に伴い、センター試験を課さない、面接等による県内生の推薦入試枠を増やす見込みです。

社会人については、通常の学力試験を課さない、社会人特別入試を導入することとしています。」

⑤「大学に2年間以上在学し、62単位以上の単位を取得している場合は、通常、4年制大学の3年次編入の資格が得られ、高知短期大学を卒業した場合と同様に、税理士や社会保険労務士などの受験資格が得られます。

拡充される文化学部では、夜間に学べる3年次編入学制度も位置付けることを予定していますので、短大などを卒業している社会人にとっては、文化学部の3年次に編入し、学士を取得する、あるいは新たな分野の学びに挑戦する道が開かれることになります。」

⑥「高知県立大学では、文化学部の定員等を拡充し、働きながら学ぶことができるよう、夜間や土日も開講し、人文科学の領域に社会科学教育を盛り込むことによって、社会人がより深く学び、学士を取得できる道をひらくこととしています。

このような仕組みに加え、4年間の授業料で通常の修業年限を超えて在学し、計画的に学ぶことができる長期履修学生制度や、仕事などのやむを得ない事情で退学せざるを得なくなった場合でも、再び学ぶ条件ができたときに復学できる制度等を設けることとしています。

拡充される文化学部では、夜間に学べる3年次編入学制度も位置付けることを予定していますので、短大などを卒業している社会人にとっては、文化学部の3年次に編入し、学士を取得する、あるいは新たな分野の学びに挑戦する道が開かれることになります。

短大卒業生の編入枠や大学の開始時間を遅らすことについては、今後、検討させていただきます。」

高知県公立大学法人の第三回理事会は、高知短期大学の廃止を決めましたが、高知県立大学文化学部に夜間の四年制コースをということは決めていません。

高知県立大学文化学部に夜間の四年制コースをつくるということは十一月に、南裕子理事長が突然、いいだしたことです。

十二月に県議会に出した案にも、そのことは入っていっていません。

「提出された意見の概要と、これに対する考え方」に書きこまれたということは、当然、このことについては県議会に「追加の案」として出されると思いますが、それは、いつ、どのような形ででしょうか。

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