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2012.02.21

【高知県知事へのメール】 二月二十一午前の高知県議会定例会での尾﨑正直知事の提案説明の高知短期大学の存廃部分についての質問。

  高知県庁のホームページには「知事への手紙・メール」のコーナーがあります。
 「『対話と実行』 あなたの声を県政に

 県民の皆様には、県勢発展のため、日ごろからご協力いただき深く感謝申し上げます。
 県民の皆様からのご意見やご提案を県政に生かしてまいりますので、お気軽にお寄せください。
 ご意見やご提案はすべて拝見し、内容によって、私から、あるいは担当部署を通じてお返事いたしますが、その際には多少お時間がかかる場合もあります。どうかご了承ください。」
 うれしいですね。
 私も、二月二十二日、知事にメールをさせていただきました。
 つぎのような内容です。

 高知県議会定例会での尾﨑正直知事の高知短期大学の存廃についての提案説明についての質問

             藤原 義一

 県議会中のお忙しいところ申しわけがありません。
 二月二十一午前の高知県議会定例会での尾﨑正直知事の提案説明を傍聴させていただきました。
 そのなかの高知短期大学の存廃についての説明中、つぎの諸点について、お教え願えませんでしょうか(私は四十年間、東京に「出稼ぎ」していましたので、高知県政に疎く、おろかな質問をしているかも知れませんが、よろしくお願いいたします)。なお、私が、知事に、こういう質問をだしたということは私のブログで紹介させていただくつもりです。

 知事=高知短期大学は、勤労者のための夜間の高等教育機関として重要な役割を担ってまいりましたが、進学志向の変化などにより4年制大学への編入希望者が増加し、就業者の割合が大きく低下するなど、その役割が変化しております。
 私=このことのどこが問題なのでしょうか。高知短期大学は学則を見てもわかりますが、高校卒の学力のある十八歳以上の人に年齢、職業にかかわらず開かれた大学です。

 知事=他方、永国寺キャンパスでは高知工科大学による新たな社会科学系学部の設置と高知県立大学の文化学部の拡充により、高知短期大学と領域が重なる分野での教育研究体制の充実が図られることとなりました。加えて、両大学は、その連携の下、高知短期大学の担ってきた社会人教育や生涯教育の充実を図ることとしております。
 私=これは、県と関係する3大学で取りまとめた、高知短期大学の発展的解消を含む「永国寺キャンパスに関する基本方針案」の、どの記述のことをおっしゃっているのでしょうか。これには、これについての確定的な方針は盛り込まれていないように思いますが。
 また、知事は高知短期大学の機能は残すといわれてきたと思いますが、私は、その機能とは、つぎのようなものだと思います。こうした機能は、どのような形で残されるのでしょうか。
 [現実の高知短期大学の機能 私の考え]
 社会科学科(二年)
 ① 受験資格は、高校卒業程度の学力を持つ十八歳から二十一歳までの人(試験科目は現代社会のみ)と二十二歳以上の社会人(試験は、「志望理由書」の提出と面接のみ)である。
 ② 二年間の夜の授業や集中講義などで社会科学、歴史学などの一般教養科目、外国語学ぶことができる。単位数は限定されているか高知県立大学の授業も受けることができる。
 ③ 二年間の授業料で三年間、四年間学べる長期履修制度がある。
 ④ 必要な単位を取得すれば短大卒業者としての資格が得られる。
 専攻科(一年)
 ① 短期大学卒業程度の学力があれば、何歳の人でも受験することができる。
 ③ 一年間の授業料で二年間学べる長期履修制度がある。

 知事=……本年1月から2月にかけてパブリックコメントを実施し、高知短期大学のあり方について県民の皆様のご意見を伺ってまいりました。
 その結果、高知短期大学の発展的解消を支持するご意見がある一方で、存続を求める多くのご意見がありました。その理由は、働きながら学べることや、2年制という短期間だから学べ、学費も安いことなどであり、先般お会いした高知短期大学の学生の方々からも同様のご意見をいただきました。
 私=高知県が募集した文書での、この問題の意見、パブリックコメント百十三件のうち、高知短期大学存続をという意見は百六件、高知短期大学廃止をという意見は二件のはずですが、この結果はをみれば当然、「存続」ですが、この結果は無視されるのでしょうか。

 知事=まず、学費に関しては、高知工科大学、高知県立大学には経済的に就学が困難な方のための授業料減免制度があり、日本学生支援機構の奨学金制度も拡充されてきております。また、両大学の定員の増加に伴い県内の大学への進学の道が広がることで経済的な負担の軽減にもつながります。
 私=授業料減免制度は希望者が全員適用されるものなのでしょうか。この奨学金制度は返済義務のないものでしょうか。

 知事=働きながら学ぶことに関しては、両大学とも大学入試センター試験を必要としない社会人特別入試制度を設けること、さらに高知県立大学は、社会人が夜間や土日に受講し4年間で学士の資格を取得する仕組みや、4年分の授業料で4年を超えて最大8年まで学ぶことができる長期履修制度を設けることとしております。
 加えて、短期間で学ぶことに関しては、高知県立大学は、新たに1年又は2年の学習プログラムを提供し、修了者に対して学校教育法に基づく履修証明書を発行することとしております。
 さらに、両大学の共同の窓口を設置し、これまで以上に、多様な社会人の学習ニーズに応える体制を整備していくこととしております。
 私=このようなことは、「永国寺キャンパスに関する基本方針案」には書かれていませんね。いつ、どこで、この案は出されたのでしょうか。県は、この内容を、あらたに県として県議会に提案なさるおつもりですか。もしそうされるのなら、夜間の四年制のコースについては定数なども明らかにしていただければ幸いです。

 知事=今議会では、この高知短期大学の発展的解消についてご議論をいただきますとともに、基本計画の策定作業を踏まえて提案しております永国寺キャンパス整備のための設計等の予算について、ご審議をお願いすることとしております。
 私=ということは、今議会では「高知短期大学の発展的解消について」議論するだけで結論をださないということですね。「基本計画の策定作業を踏まえて提案しております永国寺キャンパス整備のための設計等の予算」については「審議」をお願いするということになっていますが、もしかして、この予算案は「永国寺キャンパスに関する基本方針案」が議案として決定されなければ提起できえないものではないでしょうか。

 以上、よろしく、お願いします。

  【参考 尾﨑正直知事殿の説明から】

 次に、永国寺キャンパスに関してご説明申し上げます。
 高知短期大学は、勤労者のための夜間の高等教育機関として重要な役割を担ってまいりましたが、進学志向の変化などにより4年制大学への編入希望者が増加し、就業者の割合が大きく低下するなど、その役割が変化しております。
 他方、永国寺キャンパスでは高知工科大学による新たな社会科学系学部の設置と高知県立大学の文化学部の拡充により、高知短期大学と領域が重なる分野での教育研究体制の充実が図られることとなりました。加えて、両大学は、その連携の下、高知短期大学の担ってきた社会人教育や生涯教育の充実を図ることとしております。
 こうしたことから、県と関係する3大学で取りまとめた、高知短期大学の発展的解消を含む「永国寺キャンパスに関する基本方針案」について、去る12月議会でご議論をいただいた後、本年1月から2月にかけてパブリックコメントを実施し、高知短期大学のあり方について県民の皆様のご意見を伺ってまいりました。
 その結果、高知短期大学の発展的解消を支持するご意見がある一方で、存続を求める多くのご意見がありました。その理由は、働きながら学べることや、2年制という短期間だから学べ、学費も安いことなどであり、先般お会いした高知短期大学の学生の方々からも同様のご意見をいただきました。
 こうした高知短期大学の存続を求める理由とされるものにつきまして、私は、関係する大学を含めた検討チームの皆様に改めて問いとして投げかけ、そのご意見をお聞きし、自らの考えを整理いたしました。
 まず、学費に関しては、高知工科大学、高知県立大学には経済的に就学が困難な方のための授業料減免制度があり、日本学生支援機構の奨学金制度も拡充されてきております。また、両大学の定員の増加に伴い県内の大学への進学の道が広がることで経済的な負担の軽減にもつながります。
 働きながら学ぶことに関しては、両大学とも大学入試センター試験を必要としない社会人特別入試制度を設けること、さらに高知県立大学は、社会人が夜間や土日に受講し4年間で学士の資格を取得する仕組みや、4年分の授業料で4年を超えて最大8年まで学ぶことができる長期履修制度を設けることとしております。
 加えて、短期間で学ぶことに関しては、高知県立大学は、新たに1年又は2年の学習プログラムを提供し、修了者に対して学校教育法に基づく履修証明書を発行することとしております。
 さらに、両大学の共同の窓口を設置し、これまで以上に、多様な社会人の学習ニーズに応える体制を整備していくこととしております。
 パブリックコメントで存続のご意見を出された方々や、先般お会いした学生の皆様が思いを寄せられる高知短期大学の機能については、こうした取り組みによって両大学で十分担うことができると考えますし、4年制大学であることによって、より幅広い分野で、より専門性の高い教育を提供することができることとなるものと考えております。
 このため、高知短期大学は、その組織を維持するのではなく、その機能を発展させながら、高知県立大学と高知工科大学に引き継いでいくこととしたいと考えております。
 今議会では、この高知短期大学の発展的解消についてご議論をいただきますとともに、基本計画の策定作業を踏まえて提案しております永国寺キャンパス整備のための設計等の予算について、ご審議をお願いすることとしております。

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コメント

須崎市浦ノ内湾、奥の、浦ノ内東分、浦ノ内須ノ浦に、外海よりの揚水発電を提案致します。
原子力発電開始には、多くの意見があると思います。四国電力伊方3号機の審査先行の新聞記事、審査未提出項目あるようですが、運転再開は、かんがえられます。
伊方原子力発電所が運転されますと、揚水発電は、電力会社や高知県にも大きなな利益になります。揚水発電の規模拡大があれば税収と合わせて利益の拡大も望めます。
四国電力への提案が実現受け入れ可能となれば、合わせて提案致します
 クロマグロ養殖研究施設の併設です。
国のクロマグロ漁業の規制、新聞記事等の厳しさがあります。
近畿大学の、クロマグロ養殖研究は、文部科学省平成20年度グローバルCOEプログラムに採択されているようですが、安心、安全、効率の良い研究を,更に高める
必要があると思います。
揚水を配水し津波や台風被害の少ない養殖施設が可能となります。
高知県の養殖漁業に良い環境、効率よく、安心、安全な養殖施設の実現です。

 知事のお力添え願っての提案です。
 宜しくお願い致します
 提案者 高知県小水力利用推進協議会
 正会員 小谷 博司

投稿: 小谷 博司 | 2013.10.09 20:07

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