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2012.04.20

【ニュース】 高知県香南市に海軍呉鎮守府第十一陸戦隊の二つ目の砲台跡。近くの手結(てい)兵器弾薬集積場には「化学兵器」も。

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 高知市の平和資料館・草の家(岡村正弘館長)は、四月二十日午前、高知県香南市の山中で記者会見、同所の海軍呉鎮守府第11陸戦隊の百二十ミリメートルの平射砲砲台跡について説明しました。

 この会見では岡村館長、同砲台を調査してきた福井康人・同館研究員、そして藤原義一・同館学芸員が同砲台や、これがつくられた一九四五年の状況などについて説明しました。

 近くには、百四十ミリメートルの平射砲の砲台もありました(草の家が二〇一一年十月三日に発表)。

 藤原は、海軍呉鎮守府第11陸戦隊の「引渡目録」(1945年9月30)を示しながら、これらの砲台の近くの海軍呉鎮守府第11陸戦隊手結(てい)兵器弾薬集積場には、「化学兵器」もおかれていたことを紹介。

 それは防御用で、うちわけは以下のとおり。

 軽防毒衣・三十個

 九八式防毒衣・十個

 仮称三式防毒覆・二十五個

 除毒計・四個

 四号除毒剤・八十九個

 五号除毒剤・百八十五個

 六号除毒剤・七十八個

 酸素防毒面改一・十七箱

 斥候検知器・一個

 二型検知器・二個

 三号除毒剤・十五缶

 軽防毒面・十個

 九三式三号防毒面・千九十六個

  「アメリカ軍が高知に上陸したときに、ここでは海軍の爆弾を積んだベニア板のボート・震洋が艦船に特別攻撃をする。アメリカ軍が上陸し高知海軍航空隊の飛行場を占拠しようとしたら、ここの砲台が応戦する。毒ガス戦のための用意する。突破されたら、山側の山北の陸軍護土部隊が応戦するという構えだったと思います。山北の陸軍の護土部隊は戦車に特別攻撃をする訓練をしていました」

 【参考】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014432491.html

海軍の砲台跡 見つかる

 太平洋戦争末期に本土決戦に備えて建造されたと見られるコンクリート製の砲台跡が香南市の山中で、見つかりました。
 県内でコンクリート製の砲台が確認されたのは去年の同じ香南市に続いて2例目です。
 見つかったのは海軍の大砲が据えつけられていた砲台跡で、高知市の平和資料館「草の家」の福井康人研究員が去年10月、香南市の山中で見つけました。
 砲台跡はコンクリート製で、高さが4メートル、幅と奥行きが8メートルあり、屋根はなく、円形状に造られています。
 福井研究員によりますと、当時の海軍の資料などから砲台は太平洋戦争末期の昭和20年に本土決戦に備えて建造されたと見られ、砲台には長さ6メートルほどの大砲が現在の高知龍馬空港に向けて設置されましたが、終戦のため実際には使われなかったということです。香南市では去年10月にもコンクリート製の砲台跡が見つかっていて県内ではこれが2例目です。福井研究員は「戦争の語りべはこれから徐々に人から物に移り変わっていくと思う。今回の場所は標高も低く、子どもも来やすいので平和教育に生かしたい」と話しています。 

04月20日 12時29分

(NHK)

http://news24.jp/nnn/news8771955.html

香南市夜須町で新たに旧海軍の砲台跡確認
(高知県)

香南市夜須町の山中で新たに見つかったのは、横幅、奥行きともに8メートル、高さ4メートルのコンクリートでできた太平洋戦争時の砲台の跡。旧日本海軍が、連合軍の上陸に備え、今の高知龍馬空港の場所にあった海軍航空基地に向けて、砲身およそ6メートルの大砲を設置していたとみられている。発見したのは、高知市の平和資料館「草の家」の研究員、福井康人さん。福井さんは去年の秋に、防衛省が保管する旧日本海軍の資料をもとに、香南市の山の中で砲台跡を発見した。引き続き調査を進める中でさらに大きい今回の跡地を発見した。砲台は戦争末期の1945年に作られ、実際に使われることはなかったというが、防護壁の粗悪な作りや壕が未完成であることなどから当時の厳しい戦況がうかがわれる。この砲台跡は集落に近く、簡単に足を運べるとあって、福井さんは、平和教育の教材として、役立てたいと話している。福井さんは今後も地域住民らに話を聞くなどして、砲台が作られた背景や当時の様子を調べていくとしている。
[ 4/20 14:01 高知放送]

http://web.sunsuntv.co.jp/news/2012/04/20/2095

香南市の山中で海軍砲台跡を発見

情報掲載日: 2012年4月20日(金)

 香南市の山中で、太平洋戦争中に作られた旧日本海軍の砲台の跡が見つかり、きょう報道陣に公開されました。 香南市夜須町の山で見つかったのは、太平洋戦争の末期に旧日本海軍が口径120ミリ長さ6メートルの大砲を設置していたとみられる、コンクリート製の砲台の跡です。 この砲台跡は、去年10月に、平和資料館・草の家の福井(ふくい)康人(やすひと)研究員が当時の海軍の資料に基づき発見したもので、屋根はなく幅8メートル高さ4メートルの円形をしています。 福井研究員によると、この砲台は日本の本土決戦に備え、当時海軍航空基地があった現在の高知龍馬空港に向けて作られましたが、一度も使われていないということです。 今回発見された砲台跡については、今年7月頃に高知市自由民権記念館で開かれる「戦争と平和を考える資料展」で紹介される予定です。

(さんさんテレビ)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120420-OYT8T01148.htm

香南で旧日本軍砲台跡

 平和資料館・草の家(高知市升形)は20日、太平洋戦争末期に旧日本海軍が設置した砲台跡が香南市夜須町千切の山中で見つかったと発表した。本土決戦に備えたコンクリート製の攻撃用建造物としては県内最大級の大きさ。戦後、進駐軍の爆破を受けながらも壁の保存状態も良いという。

 砲台跡は、国道55号手結山トンネル北側の標高約50メートルの山中。半円状の壁に囲まれ、幅8メートル、高さ4メートル、奥行き8メートル。中心に長さ約6メートルの大砲が据え付けられていたとみられる。壁の一部には深さ14メートルの弾薬壕(ごう)も残されている。

 同館は昨年秋、約800メートル離れた標高120メートルの山中で、一回り小さい砲台跡を発見。防衛省防衛研究所(東京都)が保管する旧海軍第317設営部隊(広島県呉市)の日誌で、1945年6~7月に建設したものとされ、今回の砲台は弾薬壕(ごう)が未完成なことから、続けて建設していた施設ではないかとみている。

 二つの砲台跡とも西の旧高知海軍航空基地(現高知空港)方面を向き、連合国軍が県内に上陸し、基地を占領した場合に撃破することを想定していたとみられる。

 同資料館研究員の福井康人さん(42)が同日誌に記された地図や地元住民の話を聞いて発見した。福井さんは県内でコンクリート製の防御陣地「トーチカ」や空襲から戦闘機を守る掩体壕(えんたいごう)など約80か所の戦争遺跡を見つけており、「実際に見ることができる戦争の記録として、平和を考える教材にしてほしい」と話している。

(2012年4月21日  読売新聞)

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120421-00000296-mailo-l39

 砲台跡:県内最大級のコンクリート製、香南山中に 本土決戦へ旧海軍設置 /高知

 毎日新聞 4月21日(土)17時6分配信

 太平洋戦争末期に本土決戦に備え、旧日本海軍が造ったとみられるコンクリート製の砲台跡が香南市の山中で見つかった。高知市の平和資料館「草の家」研究員の福井康人さん(42)が昨年10月発見し、20日、報道関係者に公開した。コンクリート製の砲台跡は県内でも最大級という。
 砲台跡は直径8メートル、高さ4メートル、コンクリートの厚さ1・5メートル。防弾壁が砲門を取り囲み、屋根はなく山のふもとに近い位置にあるため秘匿性は低いが、物資や人の出入りが容易なところが特徴。砲台の後方には縦横2メートル、奥行き14メートルほどの壕(ごう)があり、弾薬などを貯蔵していたとみられる。
 福井さんによると、当時の海軍資料や地元住民からの聞き取り調査などから、米国など連合国軍に飛行場を占拠された場合に備え、砲門は高知海軍航空隊基地(現高知空港)を向いて設置されていたという。砲門は戦後、進駐軍によって爆破されたが防弾壁と壕はほぼ原型に近い形で残っていた。福井さんは「戦争を語れる人が少なくなるなか、戦争遺跡は平和教育のための貴重な資料。戦争の恐ろしさや悲惨さを学んでもらいたい」と話した。【最上和喜】

4月21日朝刊

 http://203.139.202.230/?&nwSrl=287687&nwIW=1&nwVt=knd

 夜須に新たな旧日本海軍砲台跡見つかる

 2012年04月21日08時19分

 太平洋戦争末期、本土決戦用に旧日本海軍が築いたコンクリート製の砲台跡が香南市夜須町の山中で新たに見つかり、20日、現地で報道陣に公開された。発見した高知市の平和資料館「草の家」研究員、福井康人さん(42)によると、コンクリート製砲台跡の確認は高知県内2例目。

[高知新聞]

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