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2012.07.26

ミニ歌集 「高知短期大学をうたう」

 ブログ「短歌の花だより」に短歌を書いています。そのなかの昨年秋からのもので高知短期大学についてうたったものを抜き書きしました。私は、東京都で働いていましたが六十歳で仕事をやめ、高知短期大学に通いました。そして、香川県の徳島文理大学文学部文化財学科に編入し、ことし三月に卒業しました。そして、四月に高知短期大学専攻科に入学しました。(二〇一二年七月)

         

突然の廃止宣言の夜  

「この学校 解消します」 理事長の 理由は一つ 「時代にあわぬ」

「学校を みんなで守ろう」 学内に 手書きポスター はられていったよ

良心貫き生きよう

人生を 良心貫き 生きようと 女性が歌う 研修のバス

つぎつぎと 「存続させよう」 メール来る ぽかぽか陽気の 冬の日のこと

高知市の街頭で

目を合わせ 「お読みください」 ビラ渡す 守りたいです 夜の学びや 

「残そうよ。夜の短大」 わが「保護者」 街頭に立ち 署名すすめる

「ありがとう!」 ハンドマイクの 声弾む 夜の学びや 守れの署名

専攻科を受験しました

あと一年 夜の学びに 入りたい 「私は保護者 もうやめたから」

専攻科 願書出したよ 決断し 六十五歳で また一年生

わが番号 五〇一も そこにある ホームページで 合格を知る

高知短期大学の入学式

「廃止せよ」 暴風の中 入学の 一二三人 夜の短大

入学の 五十歳から 十四人 最年長は どうも僕だね

受験生 横浜から来た 六十四 「第三の人生」 始めるという

「残そうよ 夜の短大」 入学式夜 つどいのさなか

「私も 会に入るわ」 うれしいね 新入生も 短大存続

夜の教室の仲間たち

職場から 駆けつけてきた 女子学生 仕事着のまま 学生になる

まっすぐに 前を見つめて 聞いている 盲目の君 夜の学びや

「毎日が 感動です」と 六十四 夜の二年の 女子学生です

学友会展の写真

「カミナリにうたれた少年、いま学ぶ」 学友会展 写真のまなざし

車いす、言語障害、盲目の青年がいる 夜の学びや

車いす そばにしゃがんで 話しこむ いいやつがいる 夜の学びや

「歩行器で立って歩こう」 放課後の訓練見守る仲間、先生

夜の学び舎の「学びの授業」

毎回が 一番の前の 女子学生 たぶん食い入る 目をしているよ 

ゴマシオも 「うん、うん、うん」と 体(たい)ゆすり 聞き入ってるよ 学びの授業

半年の 授業の最後 パチ、パチが まきおこってる 夜の学び舎

高知にはやっぱりいるよね

「そうですよ。あきらめちゃったら終わりです」 電話の先の陽気に出会う

存続の ニュースの写真 青空で 県民の会 準備伝える

高知には やっぱりいるよね 二年制 夜学ぶ群れ 若きも老いも

藤原義一

090-7820-3812

bqv01222@nifty.com

               

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