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2012.09.08

槇村浩生誕百周年「間島(かんとう)」を訪ねる旅 その十 詩人・尹東柱(ユンドンジュ)さんの詩「序詩」の石碑。

 二〇一二年九月四日、火曜日。晴れ、雨。

 龍井中学歴史展覧館を見ました。
 ここの前には龍井の明東村生まれの詩人・尹東柱(ユンドンジュ。一九一七年十二月三十日~一九四五年二月十六日)さんの詩「序詩」の石碑があります。

   空と風と星と詩

 死ぬ日まで 天を仰ぎ
 一点の恥も ないことを、
 葉あいに 立つ風にも
 ぼくは つらくなった。
 星を歌う 心で
 すべての死んでいくものを 愛さなくては
 そして ぼくに与えられた道を
 歩いていかなくては ならない。

 今夜も 星が風にまたたいている。

 彼は、同志社大学文学部英文学科選科在学中の一九四三年七月十四日、治安維持法違反の嫌疑で下鴨警察署に逮捕されました。
 このとき、従弟の宋夢奎さん、同じ下宿の高熙旭さんも逮捕されています。
 尹東柱さんが友人との会話の中で、朝鮮人徴兵や民族文化圧迫などの政策を非難したり、友人に対して朝鮮語・朝鮮史の勉強を勧めたり、朝鮮独立の必要性を訴えたり、民族的文学観を語ったりしたことなどが、民族意識の鼓吹・民族運動の煽動にあたる罪とされました。
 一九四四年二月二十二日、尹東柱と宋夢奎は起訴され、三月三十一日に京都地方裁判所で懲役二年の判決を言い渡されます。
 尹東柱さんと宋夢奎さんは福岡刑務所に収監されました。
 一九四五年二月十六日、福岡刑務所で獄死しました(満二十七歳)。
 ともに投獄された宋夢奎さんも三月十日に獄死しました。
 龍井市明東村で尹東柱さんの生家跡を見ました。
 そこで、現地の学者と出会いました。
 『延辺文学』十月号に槇村浩のことが載るそうです。

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