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2013.03.03

二〇一三年三月一日 金曜日 「優れた教育環境を有する学びや」発言から廃止提案へ 尾﨑正直知事の高知短期大学をめぐる態度の変化の背景に何があったのでしょうか。

二〇一三年三月一日 金曜日 「優れた教育環境を有する学びや」発言から廃止提案へ 尾﨑正直知事の高知短期大学をめぐる態度の変化の背景に何があったのでしょうか。

 雨。

 午前中、高知県議会を傍聴。
 尾﨑正直知事が県議会に高知短期大学廃止の議案を提案。
 夜は、高知短期大学で、廃止反対集会に参加。
 私たちが高知短期大学に入学したとき、尾崎正直高知県知事は入学式で「優れた教育環境を有する学びや」と高知短期大学の素晴らしさを語りました。
 それが何があったのかはわかりませんが、高知短期大学廃止に。
 何かおかしなことが高知県政界でおこっています。

 【高知短期大学 参考資料】

 ○尾崎正直高知県知事の二〇〇八年度高知短期大学入学式での「告辞」。

 ・高知短期大学は、昭和二十八年に県内唯一の夜間の短期大学として開学して以来、「働きながら学べる大学」、「地域に根ざした大学」として、高知県の高等教育の一翼を担ってまいりました。
 この間、四千九百人余りの卒業生を送り出してまいりましたが、その多くの方々が、県内の様々な分野で活躍されておられます。
 このような本学に皆様方をお迎えすることができましたことを、本学の設置者として大変うれしく思っております。
 ・少子高齢化の進展、日進月歩の科学技術の進化に思いをはせる時、学ぶことの前に、年齢や日々の生活の壁が高くそびえ立つようであってはなりません。
 本学はこの点に鑑みた時、「学びたい気持ち」を一番大切に、時代の要請に応じた教育プログラムを、多様な方々に提供しうる優れた教育環境を有する学びやであると考えております。

 〇「県立大学改革にかかる永国寺キャンパス検討会 報告書」。
 高知県は、二〇〇八年十一月に「県立大学改革にかかる永国寺キャンパス検討会」を設置し、幅広い委員の方々に、新たな社会科学系学部の設置、社会人教育並びに高知短期大学のあり方について検討し、二〇一〇年三月、「県立大学改革にかかる永国寺キャンパス検討会 報告書」を発表しています。
 この「報告書」は、「高知短期大学のあり方について」は、つぎのようにのべています。
 「……高知短期大学の今後のあり方については、新たな社会科学系学部の設置状況を踏まえ、同学部との連携による社会人教育の充実や効率的で柔軟な大学運営の観点から、検討すべきである。
 その際、短期大学として存続させることや、社会科学系学部を設置する大学の短期大学部として組織を再編することなど、その設置形態についても検討すべきである。
 また、入学定員(現行120人)についても、入学志願者の確保策と合わせて、その妥当性を検討することが必要と考える。」
 高知短期大学については、①短期大学として存続させること、②社会科学系学部を設置する大学の短期大学部として組織を再編することを具体的な選択肢としています。

 〇「高知県公立大学法人中期目標」。

 「高知県公立大学法人中期目標」は、二〇一一年四月一日から二〇一七年三月三十日までの計画案です。
 尾崎正直高知県知事が、二〇一一年六月の高知県議会に提案して、七月十一日の本会議で原案どおり満場一致で採択されたものです。
 この文書の、高知短期大学(社会科学科第二部、応用社会科学専攻科二部)の部分を抜き出します。
 教育の成果に関する目標、「県内唯一の夜間課程を設置する大学として、社会人をはじめとする多様な学生の教育をつうじて、豊かな人間性及び教養を備えるとともに、社会科学の基本的な力量を身に付けた、地域社会の主体的で創造的な担い手となる人材を育成する。」
 教育の内容等に関する目標、「現実から学ぶことを重視し、教養教育及び社会科学の専門教育の連携を図り、県民ニーズに対応したカリキュラムを編成することによって、短期大学にふさわしい教育の場を確保する。」
 学生の受け入れに関する目標、「高知短期大学の基本理念に基づき、高等学校、自治体、事業者等との連携を強化するとともに、広報活動を積極的に行うことにより、入学者の受入れ方針に沿った社会人をはじめとする多様な学生の確保に努める。」
 研究水準及び研究成果に関する目標、「(ア) 法学及び経済学を中心とする社会科学の分野において現代社会が抱える課題に応える研究を進め、これによって地域社会及び国際社会の発展に寄与する。
 (イ) 研究水準向上を図るための研究活動について、適切な評価を行い、改善につなげる。」

 〇高知県の「高知短期大学の今後の方向性」のパブリックコメントの結果。
 二〇一二年一月初めから二月二日まで高知県は、「永国寺キャンパスに関する基本方針(案)」(永国寺キャンパス整備等検討チーム=高知県文化生活部・高知県立大学・高知工科大学・高知短期大学)の中の「高知短期大学の今後の方向性」について県民などの意見を募集しました(パブリックコメント)。
 パブリックコメントの内容は、県民からの意見の90数%は高知短期大学存続を支持する内容でした。

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