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2013.04.23

【文学の勉強】 「川津鳴 吉野河之 瀧上乃 馬酔木之花會 置末勿勤」の解釈。

 『万葉集』の「川津鳴 吉野河之 瀧上乃 馬酔木之花會 置末勿勤」を解釈したいと思って調べはじめました。
 これは手元にある村木清一郎『復刻 譯萬葉』(無明舎出版。二〇〇七年一月二十日)からのものです。
 それによると読みは「かはづなく よしののかはの たぎのうへえの あしびのはなぞ つちにおくなゆめ」。
 仮名まじりの文にすると、「河鹿啼く 吉野の川の 激流(たぎ)の邊の 馬酔木の花だ 土に散らすな」。
 しかし、この解釈はしっくりしません。

 インターネット上の説をみてみました。

 http://image02.wiki.livedoor.jp/d/o/dokatakayo/6612ec1bd356a79c.pdf

 川津鳴吉野河之 瀧上乃 馬酔之花會 置末勿動
 訓読 かはづ鳴く吉野し川し瀧(たぎし)上(へ)の馬酔木(あしび)し花ぞ末(はし)し置くなゆめ
 私訳 この花は、カジカ蛙が鳴く吉野の川の急流のほとりに咲く馬酔木の花です。粗末にしないでください。決して。

 http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/ten/m1868.html

 原文: 川津鳴 吉野河之 瀧上乃 馬酔之花會 置末勿動

 作者: 不明

 よみ: かはづ鳴(な)く、吉野(よしの)の川の、滝(たき)の上の、馬酔木(あしび)の花ぞ、はしに置くなゆめ

 意味: 蛙(かえる)の鳴いている吉野(よしの)の川の滝(たき)の上の馬酔木(あしび)の花ですよ。決してはしっこに置いたりしてはいけませんよ。

 これも、しっくりきません。
 さて、困った。

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