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2013.08.09

【ニュース】 滋賀県高島市で「オルドス式銅剣」の特徴を持つ双環柄頭(そうかんつかがしら)短剣。

 八月九日の高知新聞朝刊に滋賀県高島市で「オルドス式銅剣」の特徴を持つ双環柄頭(そうかんつかがしら)短剣の鋳型が出土したという記事が載っていました。
 紀元前七七〇年~二二一年のオルドス式銅剣ににているといいます。
 しかし、出土したものにはオルドス式銅剣にあるツバはなかったといいます。

 【ほかの新聞の報道】

 http://mainichi.jp/feature/news/20130809ddm041040121000c.html

 銅剣鋳型:国内例ないタイプ出土 中国式に類似、弥生の交流再考迫る−−滋賀・上御殿遺跡

 毎日新聞 2013年08月09日 東京朝刊

 国内では出土例がないタイプの短剣の鋳型が琵琶湖西側の上御殿(かみごてん)遺跡(滋賀県高島市安曇川町三尾里)で見つかった。握りの柄(つか)の端に円環が二つ付く双環柄頭10+件(そうかんつかがしら)型で、8日発表した県文化財保護協会によると、弥生時代中期から古墳時代初め(紀元前4世紀〜紀元後3世紀ごろ)の銅剣鋳型とみられる。中国・北方地域の遊牧民が使ったオルドス式銅剣と類似するが、朝鮮半島にも例がなく、弥生時代を中心とする東アジアの青銅器文化の広がりや交流ルートの見直しを迫られそうだ。【矢追健介】
 河川改修に伴う水田の発掘調査で傾斜地からほぼ同じ大きさの鋳型2個がセットで出土した。ともに泥岩製で、短剣の型が彫られた面が合わせられていた。短剣の彫り込みは全長28・5センチ、幅2・8センチ。柄頭に直径2・3センチの円環が二つ付く。
 下の鋳型の柄には、「<」形を連ねた綾杉文(あやすぎもん)、上の鋳型の柄には綾杉文とノコギリの歯の形をした鋸歯文(きょしもん)が細い線で刻まれていた。弥生時代の銅鐸(どうたく)などにもよく見られる文様で、同時代の銅剣とみられる。
 彫り込みが浅く、厚さが2〜3ミリにしかならないことや、大人が握るには柄が短いことから、実用の武器ではないとみられる。剣先から青銅を注ぎ込む構造で、二つの鋳型を合わせる目印の線も刻まれていたが、鋳造した際に付く汚れがなく未使用だった。また、二つの鋳型の柄の長さが4ミリ違い、失敗品の可能性もある。
 過去に国内で出土した銅剣は、中国東北部の遼寧(りょうねい)地方から朝鮮半島に伝播(でんぱ)した遼寧式銅剣が祖型とされ、ほとんどは剣身と柄を別に作る。
 一方、今回の鋳型は剣身から柄頭までを一体鋳造するタイプで、専門家は、形だけでなく技法も春秋戦国時代(紀元前8〜同3世紀)に現在の中国・内モンゴル自治区の辺りを中心に使われたオルドス式銅剣との類似を指摘する。

 ◇朝鮮半島にもないタイプ

 琵琶湖西側の上御殿遺跡で出土した短剣鋳型は、弥生時代の日本列島で分立していたとされる地域の小国が、競って大陸文化を取り入れようとしていた様子をほうふつさせる。
 日本列島では弥生中期ごろから中国・朝鮮半島の影響を受けて祭祀(さいし)用の青銅器が作られた。中国の歴史書「漢書(かんじょ)地理志」に倭(わ)(古代日本)が「百余国」に分かれていたと書かれた紀元前1世紀ごろを中心に、銅鐸、銅剣、銅矛(どうほこ)、銅戈(どうか)などが作られた。

 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20130808000176

 京都新聞

 滋賀・高島で国内初の「双環」銅剣鋳型出土 上御殿遺跡印刷用画面を開く

 滋賀県文化財保護協会は8日、高島市安曇川町三尾里の上御殿遺跡で、弥生時代中期から古墳時代前期(紀元前350~紀元後300年ごろ)に作られた、柄の頭部にリング状の装飾(環(わ))が二つ施された青銅製の短剣「双環柄頭(そうかんつかがしら)短剣」の石製の鋳型が出土したと発表した。中国北方で見られる春秋戦国時代(前770~前221年)の「オルドス式短剣」に類似する。国内で見つかったのは初めてで、朝鮮半島でも確認されていない。
 銅剣は弥生時代に、朝鮮半島から九州北部を通って近畿に伝わったとされる。調査に当たった同協会の中村健二副主幹は「銅剣が国内へ伝わるルートが、朝鮮半島から九州地方経由とは別に存在した可能性を初めて示し、古代青銅器文化の研究に新たな一石を投じる発見」としている。
 鋳型は上下2枚出土し、ともに長さ約29・5センチ、幅8・8センチ。剣(全長28・5センチ、剣身20・4センチ)が彫られた面を合わせた状態で見つかった。石材は、海や湖の堆積泥が固まったシルト岩で、九州や朝鮮半島で鋳型に使われた例はないという。
 柄の部分は上が7・9センチ、下が8・3センチと長さが違い、実際に鋳造された痕跡もなく、未完成か失敗品の可能性もある。実戦用ではなく、祭祀用とみられる。
 弥生時代の日本や朝鮮半島の銅剣は、柄や剣身を別々に鋳造し、剣身に抉(えぐ)りや突起があるという特徴を持つが、今回の鋳型に彫り込まれた短剣は、柄と剣身が一体で柄頭に双環を持ち、凹凸のない直刃という、中国北方のオルドス式短剣の特徴があった。一方で、オルドス式にある鍔(つば)がなく、柄には、日本の銅鐸や中国・朝鮮半島の銅鏡にも見られる斜線や三角形を組み合わせた「綾杉」などの文様が刻まれており、同協会では、オルドス式をモデルに他の要素を加えて国内で製造したと推測する。現地説明会を11日午前10時半と午後1時半からの2回行う。県文化財保護協会TEL077(548)9780。

 <上御殿遺跡>縄文時代中期末(約4千年前)から室町時代(15世紀)までの遺構が重なる遺跡。これまでに約1万7千平方メートルが調査された。川跡で水辺の祭りで使われたとみられる類例のない墨書人名土器や、厄よけに使われる人形代などが出土し、「水の聖地」だったとの見方が出ている。
 
 【 2013年08月08日 23時22分 】

 【発表した所】

 http://shiga-bunkazai.jp/%e4%b8%8a%e5%be%a1%e6%ae%bf%e9%81%ba%e8%b7%a1%e3%80%80%e8%a8%98%e8%80%85%e7%99%ba%e8%a1%a8%e8%b3%87%e6%96%99%ef%bc%882013-7%ef%bc%89/

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